そんな方のために税理士事務所勤務15年以上の私が、源泉徴収票を使った簡単なシミュレーション方法をご紹介します。
・源泉徴収票を使ったふるさと納税の限度額
・源泉徴収票がない時のふるさと納税の限度額
についてわかるよ。
ふるさと納税の限度額を正確に知るには、する年の源泉徴収票が必要になります。
令和2年の源泉徴収票はまだもらっていないので、収入にあまり違いがなければ令和元年の源泉徴収票を使って限度額のシミュレーションができます。
去年の源泉徴収票がない人は下の表を参考にしてみて下さい。(単位:円)
年収 | 限度額 | ||
独身または扶養なし | 扶養1人 | 扶養2人 | |
300万 | 28,000 | 19,000 | 11,000 |
350万 | 34,000 | 26,000 | 18,000 |
400万 | 42,000 | 33,000 | 25,000 |
450万 | 52,000 | 41,000 | 33,000 |
500万 | 61,000 | 49,000 | 40,000 |
ふるさと納税の限度額は源泉徴収票のどの数字を使うのか
でも安心して、ふるさと納税の限度額は、源泉徴収票の3つの数字がわかればできるよ。
源泉徴収票を使ってふるさと納税のシミュレーションをするには、3つの数字だけで大丈夫です。
上記は源泉徴収票ですが、それぞれ四角で囲まれた「1 支払金額」「2 給与所得控除後の金額」「3 所得控除の額の合計額」の3つの数字でシミュレーションができます。
さとふるの詳細シミュレーション
ふるさと納税の限度額をシミュレーションするサイトは複数ありますが、源泉徴収票を使ってシミュレーションするには「さとふる 」がオススメです。
さとふるの詳細シミュレーションは、詳細となっていますが簡単にできます。
上記はさとふる の詳細シミュレーションの画面で、入力するのは「総収入金額」「給与所得控除後の金額」「所得控除後の合計額」の3つです。
源泉徴収票の言葉にすると「総収入金額=支払金額」「給与所得控除後の金額=給与所得控除後の金額」「所得控除後の金額=所得控除の額の合計額」になります。
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源泉徴収票がない場合
住民税決定通知書でシミュレーション
源泉徴収票がない場合は「住民税決定通知書」でシミュレーションができます。
住民税決定通知書でシミュレーションをする場合、源泉徴収票に記載されている「1 支払金額」「2 給与所得控除後の金額」「3 所得控除の額の合計額」の3つの数字は使いません。
住民税決定通知書の場合「4 市町村民税所得割額=市町村 所得割額」「5 都道府県民税所得割額=道府県 所得割額」の2つの数字を使います。
総収入金額などの3つの数字は、わからなければ1を入力しても同じ結果です。
住民税決定通知書もない場合
源泉徴収票、住民税決定通知書の両方がない場合は、給料明細に書いてある「住民税」の金額を使いましょう。
給料から引かれている住民税は、年間の住民税を12で割った金額です。なので給料から引かれている住民税に、12を掛けた金額を詳細シミュレーションに入力します。
上記の画像のように「市町村民税所得割」に住民税を12掛けた金額を入力してもいいです。
毎月の住民税 | 限度額の目安 |
3,000円 | 10,000円 |
5,000円 | 16,000円 |
7,000円 | 21,000円 |
10,000円 | 30,000円 |
15,000円 | 44,000円 |
20,000円 | 58,000円 |
30,000円 | 86,000円 |
ふるさと納税はふるさと納税サイトによって特徴があります。
ふるさと納税サイトの中でも人気な楽天ふるさと納税、さとふるです。
メリットとデメリットについて詳しくはこちらでわかります。
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ふるさと納税と源泉徴収票のまとめ
ふるさと納税の限度額は源泉徴収票や給料明細があれば、さとふるでカンタンにシミュレーションができます。
今回ご紹介した方法は厳密な方法ではなく、あくまで簡単にシミュレーションをする方法です。実際の限度額とは異なるので注意しましょう。
ふるさと納税はお得ですが、サイトによってもっとお得になります。
楽天ユーザーは楽天ふるさと納税、色々な決済方法で選ぶ人はさとふるがよいです。
私は楽天ユーザーなので、楽天ポイントがもらえる楽天ふるさと納税を選びます。
ふるさと納税を利用したら20,000円のおせちも、2,000円で買えます。
年末は駆け込みで多くの人がふるさと納税をします。
人気な特産品は早く売り切れるので狙っている商品がある人は、売り切れる前にした方がいいです。
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