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トイレを窓なしにして後悔する?3つの注意点と窓をつけるかの決め方

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窓なしトレイの後悔

注文住宅の間取りを考えているときや、建売住宅の図面を見たときに、「トイレに窓がなくても大丈夫?」と気になる方もいるでしょう。

窓がないと、「昼間でも暗いのでは」「においや湿気がこもらないか」と不安になるかもしれません。すでに窓なしのトイレを使っていて、換気や暗さに困っている方もいると思います。

結論からいうと、水洗トイレは、照明や換気扇など必要な設備があれば、窓がなくても設置できます。

窓なしで後悔しやすいのは、主に次の3つです。

  • 昼間でも照明が必要になる
  • においや湿気を換気扇で外に出す必要がある
  • 狭さや閉じこもった感じが気になる場合がある

一方で、窓をなくすことで、防犯面や寒さ対策、間取りの自由度などのメリットもあります。

自然光や外の風を入れたいなら窓あり、防犯や寒さ、間取りの自由さを重視するなら窓なしが向いています。

この記事では、窓なしトイレで後悔しやすいポイントと対策、窓なしにするメリット、窓をつけるか決める方法をわかりやすく説明します。

トイレの窓なしに関するよくある質問

窓がないトイレは法律上問題ないのですか?

水洗トイレで、照明や換気設備など必要な設備を設けていれば、窓がなくても問題ありません。

建築基準法施行令第28条では、便所には採光と換気のために外気に接する窓を設けることが原則とされています。ただし、水洗便所で、窓の代わりになる設備を設けた場合は例外とされています。

そのため、新築や建売住宅でトイレに窓がない場合は、

  • どのような換気設備があるか
  • 換気扇はどのように動くか
  • 照明は十分な明るさがあるか

を住宅会社に確認しておきましょう。

参考:e-Gov法令検索「建築基準法施行令」

建売のトイレに、あとから窓をつけられますか?

トイレが外壁に面していて、構造上問題のない壁であれば、リフォームで窓をつけられる場合があります。

一方、家の中央など、トイレが外壁に面していない場合は、屋外につながる窓をつけることはできません。

また、地震や風から建物を支える「耐力壁」に窓をつける場合は、補強工事が必要になることがあります。工事費が高くなり、窓をつけるメリットに対して費用が見合わない場合もあります。

建売住宅を購入する前であれば、「あとから窓をつければよい」と考えるより、今の間取りのままでも困らないかを確認しておくことが大切です。

すでに住んでいて窓を追加したい場合は、まず建物の構造を確認できるリフォーム会社や建築士に相談しましょう。

トイレを窓なしにして後悔しやすい3つのこと

窓なしのトイレで後悔しやすいポイントは、主に「明るさ」「換気」「圧迫感」の3つです。

それぞれ、どのようなときに困りやすいのかと、できる対策を見ていきましょう。

昼間でも照明をつけないと暗い

窓がないトイレには自然光が入らないため、昼間でも基本的に照明が必要です。

そのため、トイレに入るたびにスイッチを操作することになります。また、電気のつけ忘れや消し忘れが起こることもあります。

こうした手間が気になる場合は、人感センサー付きの照明を検討するとよいでしょう。人が入ると自動で点灯し、出たあとに消灯するため、スイッチを操作する回数を減らせます。

新築・購入前であれば、

  • 照明の明るさ
  • スイッチの位置
  • 人感センサーの有無

を確認しておきましょう。

すでに住んでいて暗さが気になる場合は、照明器具や電球を見直すだけでも改善できることがあります。

また、停電すると窓ありのトイレより暗くなるため、懐中電灯などをすぐ使える場所に置いておくと安心です。

人感センサー付き照明のメリット・デメリットについては、こちらの記事でも詳しく説明しています。

においや湿気を換気扇で外に出す必要がある

窓なしのトイレでは、窓を開けて空気を入れ替えることができません。そのため、においや湿気は換気扇を使って外へ出します。

ここで大切なのが、換気扇だけではなく「空気の入口」も確保することです。

トイレのドアの下には「アンダーカット」と呼ばれるすき間が設けられていたり、ドアに「ガラリ」と呼ばれる通気口がついていたりすることがあります。

ここから空気が入り、換気扇から外へ出ることで、トイレの空気が入れ替わります。

そのため、ドアのすき間を隙間テープなどで完全にふさいでしまうと、換気がうまくできなくなる場合があります。

また、2003年7月以降に着工した住宅には、シックハウス対策として、24時間換気などの機械換気設備の設置が原則として義務付けられています。住宅によっては、トイレも家全体の換気経路の一部になっています。

新築・購入前であれば、住宅会社に次の点を確認しましょう。

  • トイレの換気扇は常時運転するタイプか
  • 人が入ると強運転になるタイプか
  • 空気はどこから入る設計になっているか

すでに住んでいる場合は、取扱説明書を確認したうえで、換気扇を適切に運転し、フィルターなども定期的に掃除しましょう。

参考:国土交通省「建築基準法に基づくシックハウス対策について」

狭さや閉じこもった感じが気になりやすい

窓がないトイレは、外の光や景色が見えません。そのため、狭いトイレでは圧迫感や閉じこもった感じが気になる場合があります。

ただし、感じ方には個人差があります。窓なしのトイレを普段から使っている方であれば、それほど気にならないこともあります。

これから家を建てる方や購入する方は、モデルハウスや商業施設などにある窓なしのトイレに入って、実際の感覚を確かめてみましょう。

特に、

  • 狭く感じないか
  • 暗さが気にならないか
  • 家族にも苦手な人がいないか

を確認しておくと判断しやすくなります。

圧迫感が気になる場合は、明るい色の壁紙を選んだり、照明を工夫したりする方法もあります。

トイレを窓なしにするメリット

窓なしには注意点だけでなく、窓がないからこそのメリットもあります。

侵入口が減り外からの視線も気にならない

窓がなければ、窓から人が侵入する心配がありません。また、外からトイレの中を見られることもありません。

警察庁の統計を紹介している政府広報オンラインによると、令和6年の住宅への侵入窃盗では、「窓」と「表出入口」からの侵入が全体の7割以上を占めています。

トイレや浴室の小さな窓であっても、防犯対策は必要です。

窓をなくせば、

  • 窓の鍵を閉め忘れる
  • 窓から侵入される
  • 夜に人影が外から見える

といった心配を減らせます。

1階リビングのみの後悔については、以下の記事も確認してください。

参考:政府広報オンライン「空き巣や強盗から命と財産を守る 「住まいの防犯対策」」

外の寒さや暑さの影響を受けにくい

窓は、壁と比べて外の暑さや寒さの影響を受けやすい部分です。

資源エネルギー庁によると、冬の暖房時に住宅から逃げる熱の多くは、窓などの開口部から出ていきます。

トイレに窓がなければ、窓まわりから冷たい空気が入りにくくなります。

特に冬場に「トイレだけ寒い」と感じるのを減らしたい方にとっては、窓なしのメリットになりやすいでしょう。

参考:資源エネルギー庁「省エネ住宅」

サッシの掃除がいらず壁を収納や手すりに使いやすい

窓がなければ、窓ガラスやサッシ、網戸を掃除する必要がありません。

また、窓がない分、壁を広く使えます。

たとえば、

  • 収納棚
  • 手すり
  • ペーパーホルダー
  • タオル掛け

などを配置しやすくなります。

新築で収納や手すりをつけたい場合は、間取りを決める段階で位置を相談しておくとよいでしょう。

外壁に面していない場所にもトイレを配置できる

窓をつける場合、基本的にはトイレを外壁に面した場所へ配置する必要があります。

一方、窓なしであれば、家の中央付近など、外壁に面していない場所にも配置できます。

そのため、「外壁側はリビングや収納に使いたい」「廊下から入りやすい場所にトイレを置きたい」といった希望にも対応しやすくなります。

トイレの位置を自由に考えたい方には、大きなメリットです。

ただし、窓をなくす場合は、照明と換気をきちんと計画することが前提になります。

トイレに窓をつけるか決めるポイント

トイレに窓をつけるか迷ったら、「窓があるほうがよいか」ではなく、「自分が何を優先したいか」で考えると決めやすくなります。

自然光や外の風を入れたいなら窓あり

次のような方には、窓ありのトイレが向いています。

  • 昼間は自然光を入れたい
  • ときどき窓を開けて換気したい
  • 窓がない空間に圧迫感を感じる

窓があれば、昼間は照明をつけなくても明るくできる場合があります。窓を開けて外の空気を入れられる点もメリットです。

ただし、窓があることで防犯や外からの視線、寒さについて考える必要があります。

防犯・寒さ対策・間取りの自由さを重視するなら窓なし

次のような方には、窓なしのトイレが向いています。

  • 防犯面を重視したい
  • 外からの視線を気にしたくない
  • 冬の冷えをできるだけ抑えたい
  • トイレの位置を自由に決めたい
  • サッシや窓の掃除を減らしたい

窓なしを選ぶ場合は、「窓がなくても困らない設備になっているか」を確認することが重要です。

住宅会社には、

  • 換気扇はどのように動くか
  • 空気はどこから入るのか
  • 照明は十分に明るいか
  • 人感センサーをつけるか

を確認しておきましょう。

この4つに問題がなく、実際に窓なしの空間に入っても圧迫感が気にならないのであれば、窓なしを選びやすくなります。

窓ありにするなら視線と防犯に配慮した位置と種類を選ぶ

窓ありを選ぶ場合は、ただ窓をつけるだけでなく、「位置」「開き方」「ガラス」を確認しましょう。

まず位置は、隣家の窓や道路からトイレの中が見えにくい場所・高さになっているかを図面で確認します。

開き方については、上部を支点に外側へ開く窓など、視線を遮りながら換気しやすい種類があります。

ガラスは、表面に模様がついた型板ガラスを選ぶと、光を入れながら外から見えにくくできます。人影までできるだけ見えにくくしたい場合は、乳白タイプなども検討しましょう。

防犯面が気になる場合は、

  • 補助錠
  • 面格子
  • 防犯性を考えた窓

などを住宅会社に相談する方法があります。

窓ありを選ぶ場合も、実際の道路や隣家との位置関係まで確認してから決めることが大切です。

大きなリビング窓の防犯については、以下の記事もご確認ください。

まとめ

トイレを窓なしにすると後悔しやすいポイントは、主に次の3つです。

  • 昼間でも照明が必要になる
  • においや湿気を換気扇で外に出す必要がある
  • 狭さや閉じこもった感じが気になる場合がある

一方、窓なしには、防犯面や寒さ、掃除のしやすさ、間取りの自由度といったメリットがあります。

自然光や外の風を重視するなら窓あり、防犯や寒さ対策、間取りの自由さを重視するなら窓なしを検討するとよいでしょう。

迷っている場合は、まずモデルハウスなどで窓なしのトイレに入り、暗さや圧迫感が気にならないか確認してみてください。

そのうえで住宅会社に、

  • 換気扇の運転方法
  • 空気の入口
  • 照明の明るさ
  • 人感センサーの有無

を確認すると、自宅に窓が必要か判断しやすくなります。

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