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食器棚の引き戸のデメリット3つと対策|開き戸と迷ったときの選び方

記事内にはタウンライフの【PR】を含んでいます。

引き戸食器棚のデメリットは?本当に使いやすい食器棚のポイントと使いやすい配置アイデア

新居に置く食器棚を選ぶときや、新築の打ち合わせでカップボードの扉を決めるとき、「引き戸にして使いにくくないか」と迷う方もいるでしょう。

引き戸には、扉が前に出ないという大きなメリットがあります。一方で、次のようなデメリットがあります。

  • 中を一度に見渡せない
  • 大皿や棚の真ん中にある食器を取り出しにくい
  • レールの溝にほこりやゴミがたまりやすい

この記事では、これから食器棚を購入する方を中心に、引き戸のデメリットと対策を紹介します。すでに引き戸を使っていて、不便を感じている方ができる工夫もまとめました。

先に選び方を簡単にまとめると、通路が狭い方や、扉を開けたまま作業したい方には引き戸が向いています。反対に、食器棚の中を一度に見渡したい方や、大皿をよく使う方には開き戸が使いやすいでしょう。

通路は狭いものの大皿も多い場合は、上を引き戸、下を引き出しにする方法もあります。

食器棚の引き戸に関するよくある質問

引き戸の食器棚は地震のときに食器が飛び出しにくいですか?

引き戸は扉が手前に開かないため、地震のときに食器が飛び出しにくいと思われることがあります。

ただし、引き戸だから安全とは限りません。強い揺れによって、扉が横に動いて開く可能性があるためです。

開き戸には、揺れを感じると扉をロックする耐震ロックが付いた商品もあります。ただし、耐震ロックがあっても完全に食器の飛び出しを防げるわけではありません。

地震対策を重視する場合は、扉の種類だけで決めず、次のような対策も考えましょう。

  • 扉が開くのを防ぐ器具を付ける
  • 食器棚を壁などに固定する
  • ガラス部分に飛散防止フィルムを貼る

参考:東京消防庁「自宅の家具転対策」

引き戸の食器棚は開き戸より価格が高いですか?

一般的には、引き戸より開き戸のほうが価格を抑えやすい傾向があります。開き戸のほうが構造がシンプルだからです。

ただし、引き戸が必ず高いとは限りません。

価格は、食器棚のサイズや素材、シリーズによって変わります。価格を比べるときは、同じメーカー・シリーズ・サイズで、扉だけを変えた場合の金額を確認すると違いがわかりやすくなります。

食器棚を引き戸にするデメリット3つと対策

ここからは、引き戸のデメリットを3つ紹介します。

購入前に確認したいことと、使い始めてからできる対策もあわせて見ていきましょう。

扉が全開にならず中を一度に見渡せない

引き戸は、扉を横に動かして開ける仕組みです。

左右の扉が重なるため、開き戸のように食器棚の中をすべて一度に見渡すことはできません。

たとえば2枚の引き戸なら、開けられるのは左右どちらかの半分ほどです。反対側の食器を取りたいときは、扉をもう一度動かす必要があります。

そのため、食洗機から出した食器をまとめて片付けるときなどは、何度も扉を動かすことがあります。

購入前の対策

店頭では、実際に扉を左右へ動かしてみましょう。

「食器を右から左へ片付ける」「複数の食器を続けて取り出す」など、普段の動きを想像しながら試すと判断しやすくなります。

使い始めてからの対策

よく使う食器を同じ側にまとめて置きます。

毎日使う茶碗、皿、コップなどを一か所に集めておけば、扉を動かす回数を減らせます。

大皿や真ん中の食器が出し入れしにくい

引き戸は、開けても扉の一部が収納スペースの前に残ります。

そのため、大きな皿や、棚の中央に置いた食器を取り出しにくくなることがあります。

家具メーカーによると、一般的な引き戸では、扉を開けても収納部分に4〜5cmほど扉がかかる場合があります。

大皿を出そうとして扉に当たったり、隣の食器を一度動かさないと取れなかったりすることもあります。

また、左右の扉が重なるため、開き戸より収納部分の奥行きが少し狭くなる商品もあります。

私も以前、引き戸の食器棚を使っていましたが、大きな食器を出し入れするときは不便に感じることがありました。

購入前の対策

店頭では、扉を開けた状態で実際に使える幅を確認します。

特に大皿をよく使う方は、

  • 大皿の直径
  • 棚の内寸
  • 扉を開けたときの入口の幅

を確認しておきましょう。

商品によっては、扉を開けたときに収納部分を広く使える構造もあります。

使い始めてからの対策

大皿は、扉を開けたときに取り出しやすい左右の位置に置きます。

棚の中央には、小さな皿やコップなど、狭い場所からでも取り出しやすいものを置くと使いやすくなります。

大皿が多い場合は、下の引き出しなど別の場所へ移す方法もあります。

レールの溝にほこりやゴミがたまりやすい

引き戸には、扉を動かすためのレールがあります。

レールには細い溝があるため、ほこりや食べ物のくずなどが入りやすく、掃除に手間がかかります。

私が使っていた食器棚でも、レールの溝を掃除するのは少し面倒でした。

また、レールにゴミがたまったり、扉の高さがずれたりすると、扉が重くなったり音が出たりすることがあります。

購入前の対策

店頭でレールの形を確認します。

溝が深すぎないか、掃除機や細いブラシを入れやすそうかを見るとよいでしょう。

あわせて、扉を何度か動かして、重さや音も確認します。

使い始めてからの対策

レールのほこりやゴミを定期的に取り除きます。

扉が重くなったり、開け閉めするときに音が出たりした場合は、まずレールを掃除しましょう。

それでも改善しない場合は、取扱説明書を確認し、扉の下に付いているローラー(戸車)の高さ調整が必要か確認してください。

食器棚を引き戸にするメリット

引き戸の大きなメリットは、扉を開けても前に出てこないことです。

開き戸は扉を手前に開くため、食器棚の前に扉のスペースが必要です。

一方、引き戸は横に動かすため、キッチンと食器棚の間の通路が狭くても扉を開けやすくなります。

料理中や食器を片付けている途中に扉を開けたままでも、体や家族が扉にぶつかりにくい点もメリットです。

私が引き戸の食器棚を使っていたときも、扉が通路に出ない点は使いやすいと感じました。

そのため、収納の見やすさより、通路の使いやすさを優先したい方には引き戸が向いています。

本当に使いやすい食器棚については、以下の記事もご確認ください。

食器棚の引き戸と開き戸の選び方

引き戸と開き戸で迷ったら、まず次の3点を確認しましょう。

  • キッチンの通路が広いか
  • 食器棚の中を一度に見たいか
  • 大皿や重い食器が多いか

それぞれの条件に合わせて選び方を説明します。

通路が狭い開けたまま作業したいなら引き戸

キッチンと食器棚の間が狭い方には、引き戸が向いています。

特に、

  • 扉を開けたまま食器を片付けたい
  • 家族が後ろをよく通る
  • 開き戸を開けると通路が狭くなる

という場合は、引き戸の使いやすさを感じやすいでしょう。

キッチンの通路幅は、1人で使うなら80〜90cm、複数人で使うなら100〜120cm程度が目安とされています。

また、食器棚や引き出しから物を出し入れするには、食器棚の前に80cm程度の空間が必要とされています。

ただし、これらはあくまで目安です。

購入前には、図面を見るだけでなく、実際の通路幅をメジャーで確認しましょう。

開き戸と迷っている場合は、扉を開けた状態でも人が立てるスペースが残るかを確認すると判断しやすくなります。

中を一度に見渡したい扉を開けるスペースがあるなら開き戸

食器棚の中を一度に見たい方には、開き戸が向いています。

左右の扉を同時に開けられるため、どこに何があるのか確認しやすく、大皿も取り出しやすくなります。

特に、

  • 大皿をよく使う
  • 一度に複数の食器を出すことが多い
  • 引き戸のレール掃除を減らしたい

という方は、開き戸を検討するとよいでしょう。

ただし、開き戸は扉が前に出ます。

購入前には、扉を開けたときに通路をふさがないかを確認してください。

通路は狭いが大皿も多いなら引き戸と引き出しを組み合わせる

「通路は狭いので引き戸にしたい。でも大皿も多い」という方は、収納の種類を分ける方法があります。

たとえば、

  • 上の段:引き戸
  • 下の段:引き出し

という組み合わせです。

普段使う小さな皿やコップは上の引き戸に置き、大皿や重い食器は下の引き出しに入れます。

引き出しなら、棚の奥にあるものも上から確認しやすく、大きな食器も取り出しやすくなります。

ただし、引き出しも手前に出ます。

購入前には、引き出しを最大まで開けた状態で、自分が立てるスペースが残るか確認しましょう。

まとめ

食器棚を引き戸にする主なデメリットは、次の3つです。

  • 中を一度に見渡せない
  • 大皿や棚の中央にある食器を取り出しにくい
  • レールにほこりやゴミがたまりやすい

一方で、引き戸は扉が前に出ないため、通路が狭いキッチンでも使いやすいメリットがあります。

そのため、食器棚を選ぶときは、扉だけを見るのではなく、自宅の通路幅と、普段使っている食器の大きさを基準に考えることが大切です。

通路が狭く、扉を開けたまま作業することが多い方は、引き戸を検討しましょう。

食器棚の中を一度に見渡したい方や、大皿をよく使う方で、扉を開けるスペースがある場合は開き戸が向いています。

通路は狭いものの大皿も多い場合は、引き戸と引き出しを組み合わせる方法があります。

購入前には店頭で、

  • 扉を開けたときの幅
  • 大皿を無理なく出せるか
  • レールを掃除しやすいか
  • 扉の動きが重くないか

を実際に確認してから選びましょう。

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