いらなかったと後悔した話を聞くけど、どうなんだろう...。
土間収納は玄関に物が収納でき便利です。
しかし作り方を失敗してしまうと、土間収納はいらなかったと後悔してしまいます。
今回は、土間収納をつくろうと考えている方に後悔しない作り方のポイントをお話ししていきます。
土間収納はいらなかった3つの理由
ここでは土間収納はいらなかった理由を3つご紹介します。
土間収納の後悔①:玄関が汚れやすくなる
小さい子供がいると公園遊びなんてした日には、靴は泥だらけで砂だらけです。
そのためたたきは汚れ、土間収納は泥や砂汚れが目立ちます。
汚れがひどい時は玄関に入る前にある程度落としたりもしますが、小さい子供がいる場合は子供が自由に出入りするので難しいです。
玄関に十分なスペースがあり土間収納もつけようと考えている方は、掃除が大変になるでしょう。
土間収納の後悔②:玄関が狭くなる
土間収納を作ると、たたき部分が狭くなってし舞います。
4人家族の場合、帰宅時は脱いだ靴が並び、玄関がいっぱいになってしまいます。
お客様がいらっしゃろうものなら、靴の置き場所に苦難します。
家族で外出となった時は、順番に靴を履くため階段で渋滞することもあるでしょう。
玄関の広さについて、詳しくはこちらで詳しく解説しています。
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土間収納の後悔③:湿気やカビの原因になる
土間収納に扉がつくことで、湿気や臭いがこもりやすい難点があります。
濡れたレインコートを2階まで持って行くのは階段などが濡れたり、上に持って行く手間が面倒です。
土間収納の広さは置くもので考える
土間収納を作る時は自分たちの生活スタイルを振り返り、置くであろう物をリストアップしていくと必要な広さが具体的になってきます。
土間収納に置くものは以下があります。
土間収納に置くものの例
・ベビーカー
・外用の折り畳み椅子数脚
・大きなレジャーシート
・子供のサッカーボールやキックボードやスケートボード
・子供用のヘルメット
・子供のおもちゃ
子どものおもちゃなどは外の物置に置けますが、子供はさっと手に取っていきたがるので土間収納内にあると便利です。
また三輪車や自転車は風雨にさらされると錆びついたりするので、土間収納に置くと錆びません。
土間収納が狭いとこれらのものを置く配置をうまく考えないと、取りづらいです。
そして、掃除も物をどかさないとできないためストレスになります。
さっと取り出せる配置ができて、身動きにゆとりがある空間がおすすめです。
後悔しない土間収納の3つの作り方
ここでは後悔しない土間収納の作り方を3つご紹介します。
換気扇を設置してカビ対策
構造上配管が通せるのであれば、換気扇を設置すると湿気予防になります。
土間収納がレインコートなどの雨具を乾かしたりするスペースになることは珍しくありません。
換気扇を設置し、湿気を抑えることでカビ対策になります。
扉で靴の匂いを防ぐ
土間収納は靴の匂いが気になることがあります。
消臭剤などで匂い予防は可能ですが、扉をしめることで玄関での靴の匂いを防いでくれる効果があります。
土間収納は靴のまま出入りができ、さっと物を取り出せところがいいところです。
そのため、ドアがないほうが開放的でより使い勝手が良いです。
しかしドアがない土間収納は、広い玄関と土間収納の場合と考えたほうがよいでしょう。
空間に限りがある場合は、扉をつけ匂いを防ぐことをお勧めします。
可動式の棚は実用的
土間収納は、靴や物を置きやすいように棚を作る方が多いです。
そこで考えるポイントは土間収納に置くものは、家族の成長とともに変わってきます。
現在ベビーカーが必要なお子様が、数年後スキーをやっているかもしれません。
現在野球をしているお子様は、数年後釣り道具をそろえているかもしれません。
アウトドアに興味のない親が、キャンプに目覚めるかもしれません。
そのため、先々いろいろな形に対応できるよう、可動式の棚が実用的です。
まとめ
土間収納があるとベビーカーや子どものおもちゃが収納でき、玄関がすっきりします。
土間収納があることで「気軽に外用品が収納できる」「さっと取り出せる」「風雨にさらされず傷まない」などのメリットがあります。
土間収納は身動きにゆとりがあり物が取り出しやすい空間を確保できるのであれば、使いやすい収納場所になりますので、これから家を建てる方は土間収納を作ってみてはいかがでしょうか。