買い物や通勤、通学など自転車を使用する機会は少なくありません。
自転車を外に放置していると盗まれたり、雨で濡れサビの原因にもなります。
でも購入しようと考えていた建売に自転車置き場がないと悩んでいないでしょうか。
結論から言うと、自転車置き場がないと自転車の寿命を大幅に縮めるためおすすめしません。
しかし自転車置き場がない建売は珍しくありません。
そこで今回は自転車置き場がない建売を購入しない方がいい理由と、建売に自転車置き場がないときの対策法についてご紹介します。
建売に自転車置き場がないと自転車の寿命が縮む
自転車の平均的な寿命は10年と言われていますが、自転車を雨ざらしで置いていると寿命が極端に短くなります。
自転車にとって紫外線と雨ざらしは天敵です。
紫外線によってゴム系のパーツが痛み、雨によって鉄が錆び結果として自転車の寿命が短くなります。
建売に自転車置き場がないときの5つの対策方法
外に置いている自転車の寿命を長くするためには、自転車を拭くなどの定期的なメンテナンスが必要です。
しかし面倒で大変そうに感じることであります。
そこで建売に自転車置き場がないときの対策方法を5つご紹介します。
ポイント
・自転車カバーを利用する
・軒下に収納する
・土間収納に置く
・大きめの屋外倉庫を購入する
・カーポートを設置する
自転車カバーを利用する
一番コストがかからず、手軽な方法は自転車カバーをつけることです。
自転車カバーは安い物であれば2,000円前後で購入することができます。
しかし、毎日使う場合や子どもが使っている場合、面倒になり続かないことが多いです。
どんなに「かけやすい」「着脱が楽」と書いてあってもかぶせる事には変わりがないので、面倒くさがりやの方には向いていません。
また、風が強い日だと飛んで行ってしまうということもあるため注意が必要です。
軒下に収納する
自転車を軒下に収納する方法はコストもかからず、追加の工事も必要なく自転車を止めることができます。
屋根のみな、2方向が壁で囲われている、3方向が囲われているなど、家の間取りや条件によって変わってきますが今あるものを利用するだけなので、一番手軽です。
しかし屋根のみの場合、横からの雨や雪に弱い傾向があるので、自転車の劣化は早くなります。
土間収納に置く
最近では玄関の土間収納が広く取られている建売も多くあるため、土間収納に自転車を置くことができれば雨風にあてることなく保管できます。
しかし、玄関にスロープでもない限り玄関の階段を持ち上げて入れる必要性があります。
毎日のこととなると負担になりますし、玄関に置くとなると相当の場所を取ります。
他の荷物や見た目なども考慮して決める必要があります。
大きめの屋外倉庫を購入する
購入費用や設置費用はかかりますが、自転車専用の置き場を作るというのも選択肢の1つです。
物置を設置する方は多く、その際に物置の隣に併設できるものを選んでもいいでしょう。
外に置くことができ、きちんと自転車を収納することができるので自転車の劣化も防げます。
しかし、庭にある程度の広さが必要であること、さらにコストがかかるためハードルは高くなります。
カーポートを設置する
カーポートを設置しカーポートの端または後ろの方など場所を決め、自転車をカーポートの下に置くことができます。
自転車が倒れて車に傷がつく可能性もあるので、自転車スタンドなどを購入し転倒防止対策をしておく必要があります。
カーポートの設置費用がかかるため、もともとカーポートを設置する予定だった人にはおすすめの方法です。
自転車置き場がない建売を買うときのポイント
ここでは自転車置き場がない建売を購入するときのポイントについてご紹介します。
ライフスタイルとあわせて考えてみましょう。
いつまで自転車を使うか考える
実際に自転車を使う頻度などを把握しておくことが大切です。
自転車を使う頻度
・いつまで使用するか?
・毎日使うか?
・週末だけではないか?
・使用する自転車の台数は?
一般的に子どもが自転車に乗るのは通学が多く、中学生か高校生~大学生までの期間が多いのではないでしょうか。
高校が電車やバス通学、大学で1人暮らしをする場合はもっと短くなります。
一方、大人が通勤で使う場合は長い期間使うことになるので、きちんとした自転車の置き場所を確保する方がいいでしょう。
家族構成や立地、使用頻度などを把握し検討しましょう。
自転車のない生活はできないか
自転車が本当に必要なのか、自転車のない生活ができないか検討してみましょう。
今までは通勤や通学で自転車が必要だったが、新居に引っ越したあとは公共交通機関などが便利になり、自転車が必要なくなるかもしれません。
また郊外に住宅を購入する場合は車の利用が多くなり、自転車を使わなくなる可能性もあります。
玄関に収納できるスペースがあるか
建売住宅はもともと自転車置き場がないことが多いです。
その場合、玄関に自転車を置くことができるのかもチェックしておきましょう。
建売の玄関の広さについてはこちらの記事で確認できます。
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自転車置き場のある家を検討する
今検討している建売に自転車置き場がない場合、自転置き場のある建売を探す方法もあります。
しかし、場所や予算などの関係で自転車置き場のある建売を探すのは難しいこともあります。
そんな時は「自転車置き場のある注文住宅」を検討するのも1つです。
注文住宅であれば、自転車置き場だけでなくキッチンや間取りなど理想とするマイホームが実現可能です。
場合によっては今購入を検討している建売と同額、もしくはそれ以下になることもあります。
まずは理想とするマイホームの見積もりを無料で資料請求してはいかがでしょうか。
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まとめ
自転車置き場がないと自転車の寿命が1〜3年ほどに短くなります。
建売に自転車置き場がない場合「自転車カバーを利用する」「軒下に収納する」「土間収納に置く」などの方法で対策可能です。
今は自転車が必要な生活でも、引っ越し後の周辺環境によっては自転車が不要になることもあります。
また将来は自転車を使用しなくなる可能性も考えられるため、ライフスタイルにあったマイホームを購入することが大切です。