庭を天然芝にして後悔した私が、5つの気をつけるポイントをご紹介します。
ポイント
・芝刈り機の収納スペース
・家庭用プール
・庭の日当たり
・ランニングコスト
・手入れ
家族のプライベートスペースとも呼べる庭。庭を作る上で、柔らかくて安全な芝を採用する人も多いです。
そこで悩むのが、天然芝か人工芝の2択です。
私は「季節感があるほうがいい」「土の感覚や自然を感じたい」といった理由から、自宅の庭に天然芝を採用しましたが、実際住んでみていくつか後悔した点があります。
今回は天然芝を選ぶ上で気を付けるべき点、選ぶ基準について解説します。
天然芝の後悔ポイント1:芝刈り機の収納スペース
天然芝の手入れは大変。でも電動芝刈り機を採用する事で手入れの面倒を緩和できます。
庭の面積にもよりますが、大きめの芝刈り機を置こうと思うとそこそこのスペースが必要になります。
我が家ではバーベキュー用品などがありスペースは少ないです。片手持ちの電動芝刈り機を購入しましたが、肝心の芝を狩る作業がなかなかに時間がかかってしまい本末転倒の状態…。
天然芝にするなら庭の広さに合う芝刈り機と、それを置くスペースのチェックをするといいです。
天然芝の後悔ポイント2:家庭用プール
子どもが居る家庭は夏に家庭用プールを出すことが多くなります。
我が家でもプールを庭に出しましたが、子どもがプールから出入りする度に芝がプールの中に入り水が汚くなります。
その対策にプールの下にブルーシートを引くなどしましたが、結局片付けが増えるだけです。さらに片付けの時には、プールに芝が引っ付いて洗い流すのが面倒です。
家庭用プールを庭に出す予定があるなら、天然芝はあまりオススメしません。
天然芝の後悔ポイント3:庭の日当たり
ゴルフ場のような綺麗な芝に憧れて天然芝にしましたが、これが結構難しい。
その原因の一つが庭の日当たりが均等でないことです。日当たりが均等じゃないので、天然芝の成長がバラバラになっています。
綺麗な芝をなるべく早く作りたいのであれば、庭の日当たりを1度確認しておくといいです。
天然芝の後悔ポイント4:ランニングコスト
天然芝は人工芝に比べて設置費用が安いです。「設置費用が安いなら天然芝にしよう」とは思わないでください。
天然芝は人工芝に比べて安いですが、その分ランニングコストがかかります。
芝刈り機やメンテナンスに使う用品の費用、手入れの労働時間を考えると一概に天然芝のほうが安いとは言えない気がします。
天然芝の後悔ポイント5:手入れ
「天然芝の手入れ」と聞いてどんなことを想像しましたか?具体的にはこんな手入れをしています。
参考
・夏場は毎日水やり
・生え方がまばらになると肥料をまく
・雑草はその都度抜く
実際に手入れをすることはわかっていましたが、いざ生活してみると想像以上に大変です。
夏場は毎日水やり、生え方がまばらになると肥料をまいたり目土を入れたり穴を空けたり、雑草はその都度抜いたり…これを今の生活の中にプラスすると考えて欲しいです。なかなか面倒です。
休日はやる事が多いので風のように過ぎてしまいます。子どもがいれば尚更です。
そもそも手入れが必要な夏場は外に出て作業をすることが辛く、天然芝を後悔することもあります。
「この手入れができるか?」は1番基本で1番重要です。
まとめ
天然芝の後悔、気をつけるポイントを5つをご紹介しました。
ポイント
・芝刈り機の収納スペース
・家庭用プール
・庭の日当たり
・ランニングコスト
・手入れ
じゃあ天然芝よりも人工芝の方がいいのか?というとそうではありません。
人工芝にもBBQなどで火が飛ぶと焦げてしまう、経年劣化するなど、デメリットはあります。
天然芝で後悔だと感じることはありますが、いいこともあります。
例えば、夏になると子どもが庭に来るバッタを楽しそうに追いかける姿は情緒があり、癒されます。
大事なのは天然芝が「自分たちの生活に合うかどうか」です。
マイホームについて考える時間は楽しく、あっという間に時が経ってしまいます。
色々と決めないといけないことが多いですが、後で後悔しないためにもこの記事が役に立てば嬉しいです。