リビング階段はおしゃれ、さらにドラマなどで見かけることもあり、憧れる方は多いのでないでしょうか。
我が家もリビング階段に憧れ設置を考えていましたが、デメリットやリビング階段にしている人の意見を参考にしてやめました。
今でも憧れはありますがリビング階段をやめてよかったと感じており、デザイン性や憧れで決めるよりも大切なことがあると感じます。
そこで今回はリビング階段をやめてよかった理由と、後悔しないためのポイントについてご紹介します。
この記事でわかること[非表示]
リビング階段をやめてよかった5つの理由
憧れていたリビング階段は予算が理由ではありません。
ここではリビング階段をやめてよかった5つの理由をご紹介します。
やめてよかった理由
・プライバシーを確保するのが難しい
・リビングが寒くなる
・光熱費が高くなる
・匂いや音が伝わる
・2階から子供が落ちる可能性がある
プライバシーを確保するのが難しい
リビング階段はプライバシーを確保するのが難しいです。
家族とは言えプライバシーはどんな家の設計においても大切、リビング階段にすることで家族のプライバシーが失われることは避けたいです。
リビングが寒くなる
リビング階段はおしゃれですが、リビングが寒くなる可能性が高いです。
冬に各部屋の扉を開けた状態で暖房をつけた経験がある方は少ないでしょう。
リビング階段にすると、1階から2階までが吹き抜けになりリビングがすぐには温まりません。
光熱費が高くなる
リビング階段と独立階段では冷暖房効率が違い、リビング階段はスペースが広くなる分通常のリビングに比べて冷暖房効率が下がります。
カーテンやシーリングファンなどで対応できますが、通常に比べて光熱費が高くなる可能性があります。
匂いや音が伝わる
リビング階段は2階に匂いが伝わりやすいです。
また2階で子供が遊んでいる音が1階まで伝わることもあります。
2階から子供が落ちる危険がある
リビング階段は家を開放的で広々とした感じにする方法ですが、2階から小さな子供が落ちる危険があります。
子供は2階から落ちる危険性を常に認識しているとは限らないため、2階から1階を覗いて遊ぼうとします。
2階から落ちることがどれほど危険であるかを知らない子供には、落ちて怪我するリスクを伝えることが必要です。
リビング階段にすればよかったと考える理由
リビング階段をやめて後悔はしていませんが、リビング階段にすればよかったと感じることもあります。
それは以下の3つの理由です。
リビングに階段にすればよかった理由
・家族がコミュニケーションをとりやすい
・スペースを上手く使える
・開放感のあるリビングがおしゃれ
家族がコミュニケーションをとりやすい
リビング階段は顔をあわせる機会が増え、家族とコミュニケーションをとりやすいです。
また会話がなくてもリビングと子供部屋の距離が近く感じ、家族の気配を感じることができます。
スペースを上手く使える
リビング階段は階段下に廊下がないため、その分スペースを効率的に使用できます。
通常は階段下を収納スペースとして活用することが多いですが、リビング階段の場合は収納スペースだけでなくリビング隣の部屋の通路として利用することも可能です。
収納スペースはリビング階段以外にも、廊下のない家にする方法があります。
廊下のない家について詳しくは、こちらの記事で確認できます。
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開放感のあるリビングがおしゃれ
リビング階段は、リビングをユニークでスタイリッシュにできる方法です。
リビング階段があるだけで開放感のあるおしゃれなリビングにすることができます。
おしゃれなリビングはスイッチニッチを工夫する方法もあります。
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リビング階段で後悔しないために考えるポイント
リビング階段は憧れでしたが、寒さや子供のことを考えやめました。
リビング階段が必要か家族で話しあう
リビング階段を検討している場合、まずは家族と話し合う必要があります。
見た目よりも実際に住む家族がリビング階段がよくないと思っている場合、後悔するかもしれません。
リビング階段はステキな家になりますが、必ずしも必要なものではありません。
最終的な決定を下す前に、家族と話し合うことが大事です。
吹き抜けの家の寒さ対策
リビング階段は寒くなる可能性が高いです。
冷暖房器具やカーテン、断熱材などを利用して寒さ対策をしましょう。
まとめ
リビング階段はおしゃれですが、必ずしも必要ではありません。
良いと思っていたリビング階段が原因で、家族のコミュニケーションが減ってはいけません。
子供の危険やプライバシーなどを考え家に住む家族で話し、お互いが納得することが大切ではないでしょうか。