マグネットクロスはマグネットを壁に貼ることでき保育園や幼稚園、学校からのプリントが壁に貼れて便利そうです。
しかし「磁力は十分なのか?」「壁に貼ってあるプリントは落ちることがないか?」など、デメリットが気になります。
磁力がそこまで強くないなら、無理して高いマグネットクロスにする必要性を感じません。
以下のデメリットを考え、マグネットクロスにしませんでした。
マグネットクロスのデメリット
・磁力がそこまで強くない
・一般的なクロスに比べてバリエーションが少ない
・アクセントクロスよりも高い
マグネットクロスは採用しませんでしたが、その代わりにマグカベを購入し満足しています。
今回はマグネットのデメリットと、マグネットクロスの代わりに使用しているマグカベについてご紹介します。
マグネットクロスの3つのデメリット
マグネットクロスは画鋲などを使わなくてもプリント類を張れるなどのメリットがある一方で、デメリットもあります。
ここではマグネットクロスのデメリットを3つご紹介します。
磁力がそこまで強くない
マグネットクロスとは鉄粉が練りこまれている壁紙のことで、厚さは0.8mmほどです。
画鋲で壁に穴を開けることなく書類などを貼ることができるのでとても便利な半面、ホワイトボードや黒板のような強い磁力はありません。
そこまで磁力が強くない為、貼った物が落ちてしまうこともあります。
軽い書類などは問題なく貼ることができますが紙の束やマグネットフック、トレーなど重さのあるものはずり落ちてしまいます。
可能であればマグネットクロスのサンプルを取り寄せどのくらいの磁力なのか、自分が貼りたいものが貼れるのかの確認をすとことをおすすめします。
一般的なクロスに比べてバリエーションが少ない
マグネットクロスは一般的なクロスとあまり変わりのない自然な見た目ですが、通常のクロスに比べてバリエーションが少ない傾向にあります。
基本的にシンプルなカラーが多く、選択肢が限られます。
個性的なクロスが好みの方は使いどころが難しかったり、自分の思い描いた内装ではなくなってしまう可能性があります。
アクセントクロスより高い
お部屋のアクセントとしてアクセントクロスを採用される方も多いですが、マグネットクロスはアクセントクロスよりも高い傾向があります。
お部屋にアクセントが欲しい、違った色や質感を取り入れたいと考えている場合、マグネットクロスはバリエーションも少なく、価格も高くなってしまいます。
マグネットクロスを採用しなかった理由
クロスをマグネットクロスにする最大の理由は「子どもがもらってくるプリントの整理」です。
冷蔵庫にプリントは貼りたくないものです。
しかしマグネットクロスをいつまで使いますか?
マグネットクロスを使う期間が限られている
子どもがもらってくるプリントの整理が目的でマグネットクロスを選ぶ場合、子どもの成長とともにマグネットクロスに貼るプリントは減ってきます。
大人になって実家の冷蔵庫がスッキリしていると感じたことはないでしょうか?
それは冷蔵庫に貼るプリントがなくなったからです。
マグネットクロスを採用しても、ずっと使わない可能性があります。
一定期間ならマグカベで代用可能
マグカベとは、カッターで切れるマグネットがつくスチールシートのことです。
自分で切って張ってと作業することができるので、簡単に施工完了後でも取り入れることができます。
また好きな水性ペンキで色を塗ることができるのでお好みの色に出来ますし、チョークボードペイントを塗れば黒板として利用することも可能です。
マグカベの口コミや評判
マグカベの口コミや評判は以下です。
・価格は少し割高だけど、磁力はマグカベの方が強い
・マグネットクロスが磁力が弱いと断念し、マグカベを採用した
・好きな水性ペンキを塗れるので自分好みにでき、アクセントクロスとして利用した
・1年以上使っても落ちてきたことがない
・重たい作品や紙の束は落ちちゃうけど画用紙一枚分くらいなら余裕
・木目調を選べばアクセントクロスみたいで可愛い
マグカベを実際に使ってみた
マグカベを使って2年ほど経ちますが、磁力が弱いと感じたことはありません。
ここではマグカベを実際に使ったレビューを紹介します。
マグカベの磁力はプリント5枚以上でも落ちない
マグカベの磁力は強くA4サイズのプリントを5枚以上貼っても落ちません。
少し気になる点は磁石の磁力です。
マグカベに貼る磁石が弱いとプリントが落ちることもあります。
マグカベのサイズは用途に合わせて選べる
マグカベのサイズはさまざまで幅に合わせて、サイズが違います。
幅 | 長さ |
48cm | 1m、2m |
96cm | 1m、2m、3m、5m、10m |
1mサイズのマグカベだとA4サイズのプリントが縦向きで5枚はれるくらいです。
幅48cmのマグカベでも工夫すると10枚は貼ることが可能です。
マグカベはサイズが合わなくても、カッターで自由にカットできます。
スイッチニッチに使っても良さそうです。
スイッチニッチについてはこちらの記事で確認できます。
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マグカベを剥がしてもクロスは剥がれない
クロスの白い部分が少し剥がれていますが、マグカベが原因でクロスが剥がれることはなかったです。
マグカベを楽天で探すことができます。
まとめ
マグネットクロスは「磁力が弱い」「バリエーションが少ない」「アクセントクロスよりも高い」といったデメリットがあります。
子どものプリントを貼る予定の場合、プリント貼る期間が限られているのでマグネットクロスよりも磁力が強くバリエーションも豊富なマグカベという選択肢もあります。
全体的にマグネットクロスを張ったものの磁力が弱くて使えなかったとなってしまっては勿体ないです。
サンプルを取り寄せたり、値段・機能を比較検討し、自分たちの用途にあったものを選ぶようにしましょう。