エネファームと床暖房を設置したあとのメリットやデメリットが知りたい。
こんなことを考えていませんか。
結論から言うとエネファームと、エネファームや床暖房を設置して後悔するのは「費用対効果があまり実感できない」ことです。
またエネファームのメリットは「停電時に発電できること」デメリットは「設置費用の高さ」です。
さらに床暖房のメリットは「暖かさ」デメリットは「ランニングコストの高さ」になります。
住宅メーカーの担当者はオススメしてるけどエネファームや床暖房って実際どうなの!?と思っている方も多いのではないでしょうか。
やっぱり設置しなければ良かった…とあとで後悔しないためにも、メリットデメリットをしっかり理解した上で検討しましょう。
エネファームと床暖房の後悔
マイホームの打ち合わせでは毎週のように高額な金額を見て、感覚がマヒしていたこともあります。
深く考えずに設置し、本当によかったのだろうか?と感じることがあります。
エネファームも床暖房も、決して安い金額ではありません。
しかしマイホームの総額に比べると安く感じるので、設置するときは担当の人にしっかりと説明を聞いて納得した上で決めることが大切です。
床暖房を無料で設置してくれるキャンペーンのある住宅メーカーもあるので、一度聞いてみるのも良いです。
エネファームのメリットとデメリット
エネファームのメリットは「停電時に発電できること」、デメリットは「設置費用が高いこと」です。
エネファームとは、自分の家で電気とお湯を同時に作りだすことの出来る家庭用燃料電池のことです。
電気を自家発電するので電気代の節約になる上、CO2を排出せず環境にも優しいことから注目を集めています。
一方、初期費用の高さから普及が進んでいない一面もあります。
我が家の場合、住宅メーカーの担当者さんにオススメされ、いまいち仕組みを理解しないまま設置しました。
現在は、せっかく設置したのだからとエネファームを利用して家族でエコ意識を高めています。
エネファームのメリットとデメリットは複数ありますが、その中でも私が一番の強みと弱みだと考えるものを紹介します。
エネファームのメリット
いつ起こるか分からない停電、少しでも電気とお湯が出るということは本当に心強いです。
非常時の安心感はお金では買えません。
これはまさにエネファームにしかないメリットといえます。
酸素とガスの中の水素が結合して電気とお湯を作るため、停電時でも少しの間は電気とお湯を利用することが可能です。
また、断水時には貯水タンクに貯まった水を活用することも出来ます。
予期せぬ自然災害が増加している昨今、非常時への備えが非常に注目されています。
我が家もいざというときに備え、エネファームの緊急時使用法を度々確認しています。
エネファームのデメリット
エネファームは毎月の電気代節約になり環境にも良いものなので、設置費用が安いともっと普及するはずです。
初期費用で100万円以上かかることもあります。
問題は、それだけの投資をして元がとれるのかということです。
エネファームはガスでお湯を作るときに発電するため、電気代の節約になります。
しかし、高額な初期費用をまかなうほど電気代が安くなるかは疑問です。
家庭によってガスの使い方も千差万別であるため、実際何年使用したら元がとれるとは言い難いのが現実です。
一方、世間的にも環境問題がクローズアップされ、年々設置費用は安くなっています。
自治体によっては市から補助金がでることがあり、設置費用を抑えることができます。
事前にHPなどで確認するといいです。
床暖房のメリットとデメリット
床暖房のメリットは「暖かさ」、デメリットは「ランニングコストの高さ」です。
今では新築の定番となっている床暖房ですが、床暖房とは床から直接伝わる熱で部屋全体を温めるものです。
室内温度の上下差が少なく、穏やかな温かさを生み出すのが特徴です。
また、空中がキレイに保たれ衛生的でもあります。
小さな子どものいる我が家では、ほこりやチリが舞うことなくきれいな空気を保つことが出来るので安心して使用しています。
一方、床暖房もエネファームと同じく設置費用およびランニングコストが高いというデメリットがあります。
ガス式床暖房を設置した我が家も、初めてガス代を見たときにはその金額に驚きました。
快適さと金額的負担とのバランスはとても悩ましい問題です。
メリットデメリットに関してもう少し深堀りしてみましょう。
床暖房のメリット
床暖房ではエアコンやファンヒーターのように空気の流れを生み出さないため、空気が汚れてしまったり乾燥し過ぎたりすることがありません。
さらに足裏から直接温かさが伝わるので、体の芯まで温まります。
乾燥やほこりへの抵抗感から暖房が苦手だった私も、床暖房では全く不快感がありません。
そのため、昔ながらの家に住む両親やアパートに住む妹家族からはいつも羨ましがられています。
他の暖房器具では感じることの出来ない床暖房特有の柔らかな温かさ…これは一度体験してみないことには分かりません。
モデルルームや床暖房のある友人宅などで、ぜひ一度自身で体感してみて下さい。
床暖房のデメリット
床暖房はエアコンと同様、こまめにスイッチを付けたり消したりすると逆に光熱費が上がります。
我が家でも寒い冬には起きている間、常に付けっ放しの状態です。
エアコンやファンヒーターのようにスグに暖まるというものではないので、結局長い間つけていないと部屋は暖まりません。
ちなみに24時間ONの方がいいという噂を聞き、試しに1か月間ガス床暖房を付けっ放しにしてみたことがあります。
我が家の場合、普段2万程度のガス代が4万円超えとなりました。
もちろん季節や部屋の面積、床暖房を使用する程度によって光熱費は大きく変わります。
しかし床暖房を設置するからには、ある程度の光熱費がかかることは覚悟しておいた方がよいでしょう。
エネファームと床暖房のまとめ
エネファームも床暖房も、安心で快適な生活が手に入る一方、どうしても高額な設置費用やランニングコストがかかってしまいます。
どこに価値を見出すかは人ぞれぞれです。
これらのメリットとデメリットをきちんと把握した上で、しっかりと家族で話し合うことが大切です。
マイホームは人生一度の大きな買い物です。
あとで後悔することのないよう、納得の上で購入したマイホームで素敵な生活を送りましょう。