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冷蔵庫を隠す方法5選|生活感を抑えて後悔しない間取り・設置のコツ

記事内にはタウンライフの【PR】を含んでいます。

冷蔵庫を隠す

冷蔵庫を隠したいときは、本体を狭く囲うより、リビングやダイニングからの視線を外す配置を先に考えることが大切です。パントリー、袖壁、キッチン奥の配置、パントリー入口の建具、ビルトイン対応冷蔵庫には、それぞれ向く建築段階と確認したい条件があります。

この記事は、新築・リフォームの間取りを検討している方、または入居後のキッチンを整えたい方に向けた内容です。見た目だけで決めず、放熱、扉の開閉、動線、掃除、搬入、買い替えまでを、設置する冷蔵庫の説明書と図面・現地で確認して選びましょう。

冷蔵庫を隠す方法に関するよくある質問

冷蔵庫の前に扉を付けて隠しても大丈夫ですか?

一般的な据え置き型冷蔵庫の直前に扉を付けても大丈夫とは、一律にはいえません。

放熱、冷蔵庫の扉の開閉、点検、掃除、搬入を妨げる可能性があるためです。採用する場合は、冷蔵庫へ直接カバーを付けず、パントリー入口など空間全体を隠す案として、使用機種の説明書と設計者・施工者に確認してください。ビルトイン専用機種は別の扱いです。

パントリーに冷蔵庫を置くと熱がこもりますか?

空間の広さ、建具、換気、機種によっては、熱がこもりやすくなる可能性があります。

使用機種が求める放熱スペースを確保し、建具を閉める計画なら空間全体の換気も確認しましょう。必ず換気扇が必要、窓があれば十分といった判断はできません。

今住んでいる家でもリフォームなしで冷蔵庫を隠せますか?

完全に隠すことが難しくても、冷蔵庫の正面が見えにくい配置へ動かす、壁やカップボードに近い色を選ぶ、正面の物を減らす方法は検討できます。

移動する前に、コンセント、放熱、扉、通路、搬入を確認してください。可動式の目隠しを使う場合も、冷蔵庫へ近づけすぎないようにします。

冷蔵庫を隠すなら狭く囲わず視線から外す

冷蔵庫を隠す基本は、本体へ直接カバーや扉を付けることではなく、リビング・ダイニング・キッチン入口から見えにくい位置へ置くことです。

まずは、リビング・ダイニング・キッチン入口のそれぞれから、冷蔵庫の正面や側面がどのように見えるかを確認します。次の5つを比べるときは、見た目だけでなく、放熱、扉の開閉、動線、掃除、搬入を満たせるかも確認してください。

冷蔵庫を隠す方法5選

冷蔵庫を見えにくくする方法は、工事の有無だけでなく、どこから隠したいかと日々の使い方で選びます。5つの方法を比較すると、候補を絞りやすくなります。

方法採用しやすい段階隠せる程度動線への影響設置時の主な確認点
パントリー内に置く新築・リフォームリビングから見えにくくしやすいキッチンとの距離を確認する収納面積、放熱、扉開閉、搬入
袖壁で横からの視線を遮る新築・リフォーム側面または正面の一部を隠しやすいキッチンの近くに置きやすい放熱、扉・引き出しの開放、突出量、買い替え
キッチンの奥へずらしてリビングから死角をつくる新築・リフォーム、配置を見直せる場合視線の位置によって見えにくくできる調理と家族利用の動きを確認する扉を開けたときの通路、コンセント、搬入
引き戸やロールスクリーンでパントリー入口ごと隠す新築・リフォーム入口を閉めたときに見えにくくできるパントリーへの出入りを確認する放熱、換気、建具との干渉、開口
ドア材を合わせられるビルトイン対応冷蔵庫を選ぶ新築・リフォーム正面をキッチン家具になじませやすいキッチンの計画と合わせて考える対応機種、専用キャビネット、施工条件、容量、買い替え

すでに入居していて工事が難しい方は、後半の「工事が難しい場合は冷蔵庫をキッチンになじませる」もあわせて確認してください。

パントリー内に置く

パントリー内に冷蔵庫を置く方法は、リビングから冷蔵庫を見えにくくしたい場合に、隠れる度合いを高めやすい方法です。

新築やリフォームでは、パントリーの位置と冷蔵庫の位置を一緒に計画できます。一方で、冷蔵庫がパントリーの収納面積を使うこと、キッチンとの距離、放熱、扉の開閉、搬入を確認する必要があります。

ただし、パントリーの広さや冷蔵庫までの距離、換気の条件は家によって異なります。パントリー内へ置く場合は、間取りを見ながら判断してください。

詳しい後悔例と設置時の確認点は、以下の記事でも確認できます。

袖壁で横からの視線を遮る

冷蔵庫の側面または正面の一部を袖壁で見えにくくすると、キッチンの近くに置きながら生活感を抑えやすくなります。

袖壁は、冷蔵庫本体を狭く囲うための壁ではありません。リビングやダイニングからの視線を遮る位置に設け、冷蔵庫のまわりには使用機種が求める空間を残します。

壁を計画するときは、放熱スペースに加え、扉と引き出しを開けられるかを確認してください。冷蔵庫が壁より前へ出る場合は、その突出量が通路や見え方にどう影響するかも見ます。将来、別の機種へ買い替える可能性も考え、今の冷蔵庫だけに合わせすぎないことが大切です。

キッチンの奥へずらしてリビングから死角をつくる

壁を増やさなくても、冷蔵庫をキッチンの奥へずらすことで、リビング・ダイニング・キッチン入口から見えにくくできる場合があります。

最初に、図面または現地で各場所からの視線を確認します。冷蔵庫の正面が見えるのか、側面だけが見えるのかによって、位置を少し変えるだけで印象が変わることがあります。

見え方と同時に、調理中に食材を取りに行く動きが増えないかを確認してください。家族が飲み物などを取るときに調理動線へ入り込みすぎないか、扉を開けたときに通路をふさがないかも大切です。隠すために遠くへ置きすぎず、毎日の使いやすさと両立できる位置を探しましょう。

引き戸やロールスクリーンでパントリー入口ごと隠す

引き戸やロールスクリーンで隠すなら、冷蔵庫へ直接扉を付けるのではなく、冷蔵庫を置くパントリーの入口全体を隠す方法として考えます。

入口を閉めると、リビングやダイニングから冷蔵庫を見えにくくできます。ただし、建具を閉めた状態でも必要な放熱と空間全体の換気を確保できるかは、使用機種と空間の条件によって異なります。

冷蔵庫の扉と建具が干渉しないか、日常の出入りや搬入に必要な開口があるかも確認してください。採用する前に、設計者・施工者と使用機種の説明書で条件を確かめましょう。

ドア材を合わせられるビルトイン対応冷蔵庫を選ぶ

キッチン家具に合わせたドア材を使えるビルトイン専用冷蔵庫なら、冷蔵庫の正面まで家具のようになじませられます。

これは、一般的な据え置き型冷蔵庫へ任意の面材や収納扉を後付けする方法ではありません。ビルトイン対応機種、専用キャビネット、施工条件を確認したうえで計画する必要があります。

見た目だけではなく、必要な容量を満たせるか、将来の買い替えをどのように行うかも確認しましょう。キッチン全体の計画と冷蔵庫の条件を合わせて検討することが大切です。

冷蔵庫を隠す前に確認したい4つのこと

冷蔵庫を隠す方法を決める前に、設置条件を図面・現地・説明書で確認しましょう。次の一覧は、安全や使いやすさを保証するものではなく、確認漏れを防ぐためのチェックリストです。

放熱・電源・換気

  • 設置機種の本体寸法を確認した
  • 取扱説明書の放熱スペースを確認した
  • コンセント位置を確認した

扉と通路

  • 冷蔵庫の扉と引き出しを開けた
  • 通路とパントリー建具が干渉しない

調理中と家族利用の動線

  • 調理中と家族利用の動線を確認した

掃除・搬入・買い替え

  • 周辺を掃除できる
  • 搬入・搬出経路を測った
  • 将来の買い替え候補も置けるか確認した

放熱スペース・コンセント・換気を確認する

確認するのは本体の外寸だけではありません。使用機種が指定する左右・上部・背面などの放熱スペースと、コンセント位置も確認してください。

必要な場所と寸法は、冷蔵庫によって異なります。一律に何cmと決めず、設置予定の取扱説明書・据付説明書を優先しましょう。パントリーや建具を使う場合は、冷蔵庫の周囲だけでなく、空間全体の換気条件も設計者・施工者に確認することが必要です。

参考:Panasonic「冷蔵庫・冷凍庫の寸法・設置・搬入について

扉と引き出しを開けた状態で通路を確認する

冷蔵庫本体が入るだけでは十分ではありません。扉と引き出しを必要な角度まで開け、食品や棚を出し入れできるかを確認してください。

壁や棚と干渉して扉を十分に開けられない場合は、冷蔵庫を前へ出して設置する必要が生じることがあります。開いた扉が通路やパントリーの建具をふさがないかも、図面または現地で確かめましょう。必要な開放角度や前へ出す量は、使用機種と間取りによって異なります。

参考:日立「冷蔵庫の設置に必要なスペースを知りたいです。

調理中の動線と家族が冷蔵庫を使う動線を確認する

調理する人が食材を出す動きと、家族が飲み物などを取る動きを、図面または現地で確認してください。

冷蔵庫を隠すためにキッチンから遠くへ置きすぎると、調理中の移動が増えることがあります。反対に、家族が冷蔵庫を使うたびに調理スペースへ入り込む配置も、使いにくさにつながります。どちらの動きも無理なくできるかを、実際の使い方に沿って考えましょう。

最適な距離や通路幅は、間取りや家族の使い方で変わります。数値だけで判断せず、扉を開けた状態も含めて確認してください。

掃除・搬入・買い替えができる余裕を残す

冷蔵庫の周辺を掃除でき、玄関・廊下・階段・パントリー入口を通して搬入・搬出できる余裕を残してください。

設置場所がぴったりでも、周囲を掃除できなかったり、買い替えのときに搬出入できなかったりすると困ります。今の機種だけに寸法を合わせすぎず、将来の買い替え候補も置けるかを検討しましょう。

候補機種の寸法と搬入経路を確認し、実際に通せるかを図面・現地で確かめることが大切です。すべての家に共通する余裕寸法はありません。

工事が難しい場合は冷蔵庫をキッチンになじませる

工事が難しい場合は、冷蔵庫を完全に隠すことにこだわらず、見える面の印象を整える方法を検討できます。

配置を変えられる場合は、まず正面が見えにくい位置へ動かせるかを確認してください。そのうえで、色や正面に貼る物を見直すと、生活感を抑えやすくなります。放熱や扉の開閉を妨げる収納や目隠しを追加しないことが前提です。

壁やカップボードに近い色を選ぶ

冷蔵庫の買い替え時に、壁やカップボードに近い色・仕上げを選ぶと、完全に隠さなくても存在感を抑えやすくなります。

どの色が目立ちにくいかは、壁やカップボードの色、光の当たり方、冷蔵庫の正面・側面が見える場所によって変わります。特定の色なら必ずなじむとは考えず、自宅で見える方向を確認して選んでください。

正面に物を貼らず見える面を整える

冷蔵庫の正面に貼るメモ、予定表、マグネットなどを必要な分だけにすると、見える面を整えやすくなります。

家族が必要とする情報まで捨てる必要はありません。パントリー内の壁や見えにくい側面など、使いやすい別の場所へ移せるかを検討しましょう。

収納を足して隠そうとする場合は、冷蔵庫の放熱や扉の開閉を妨げないことを確認してください。

まとめ

冷蔵庫を隠す目的は、見た目だけでなく、使い勝手を保ちながら生活感を抑えることです。

まず、リビング・ダイニングから冷蔵庫がどのように見えるかを確認します。そのうえで、パントリー、袖壁、キッチン奥の配置、パントリー入口の建具、ビルトイン対応冷蔵庫から、建築段階に合う案を選びましょう。

候補を絞った後は、放熱、扉、通路、動線、掃除、搬入、買い替えを、使用機種の説明書と図面・現地で確認してください。見えにくさと日々の使いやすさの両方を満たすことが、後悔しにくい設置につながります。

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