食器棚の上って、何かと物を置いちゃって、いつの間にかごちゃごちゃになっていませんか？せっかくキッチンをきれいに整頓しても、食器棚の上だけが雑然としていると、なんだかスッキリしないですよね。
実は、食器棚の上はデッドスペースになりがちで、収納方法を工夫すれば、もっと有効活用できるんです。でも、どんな物を収納すればいいのか、どうやって整理整頓すればいいのか、悩んでしまう方もいるでしょう。
例えば、重い物を置くと地震の時に危ないし、軽い物でも積み重ねすぎると崩れてしまうかもしれません。また、ホコリが溜まりやすい場所なので、衛生面も気になりますよね。
さらに、せっかく収納しても、見た目が悪くなってしまうのは避けたいところです。
この記事では、食器棚の上のデッドスペースを有効活用するための収納アイデアと、100均で買える便利なアイテムをご紹介します。100均アイテムを上手に使えば、低コストで収納スペースを増やしたり、おしゃれな収納棚を作ったりすることも可能です。
この記事を読めば、食器棚の上をスッキリと整理整頓できるだけでなく、キッチン全体の雰囲気もガラリと変わりますあなたのキッチンも、使いやすく見た目も美しい理想の空間に生まれ変わるでしょう。
食器棚の上のデッドスペースには何入れる？
キッチンをもっと快適で機能的な空間にするためには、食器棚の上のデッドスペースを、収納やディスプレイとして活法があります。ここでは、食器棚の上のデッドスペースを利用するアイデアを解説します。
使用頻度が低い食器
食器棚の上は、普段使わないけれど時々必要なものを収納するのに活用できます。例えば、来客用のティーカップやホリデー用の特別な食器など。これらを見えない形で収納すれば、普段の生活空間はすっきり保てます。
収納ボックスやカゴを使えば、取り出す際も便利です。特に取っ手付きのカゴなら、高い位置にある食器を安全に出し入れできます。
さらに、中身が見えないデザインを選ぶとキッチン全体が整った印象になります。インテリアに合わせてナチュラル素材のボックスやカゴを選ぶと、より統一感が出ます。
季節物のアイテム
クリスマスの飾り付けやお正月のアイテムなど、季節限定で使う物もこのスペースにピッタリです。シーズンごとに必要になるアイテムは、頻繁に出し入れする必要がないため、高い位置の収納に適しています。
大きなカゴや収納ケースにまとめて入れれば、整理整頓も簡単です。また、ラベルを付けておくと必要なときに探しやすくなります。
ストックしている物
日用品や食品のストック置き場としても、食器棚の上は重宝します。例えば、ティッシュペーパーやキッチンペーパー、乾物類などをまとめて置くとスペースを有効活用できます。
クリアケースやカゴを使って、ひと目で中身が分かるようにするとさらに便利です。
また、軽量のものを中心に収納すれば、万が一の落下時にも安心です。見た目をスッキリさせたい場合は、カーテンや突っ張り棒を使って目隠しをするのも良いでしょう。
軽いもの
安全面を考えると、食器棚の上には軽いものを置くと安心します。例えば、梱包材や紙袋、リボンなどです。軽い物ばかりとはいえ、転倒防止の工夫も必要です。
カゴやストッカーにまとめて入れたり、ブックエンドで支えたりして安全性を高めましょう。
食器棚の上に置く棚が必要なケース
キッチンを効率的に使うために、食器棚の上のデッドスペースを活用するのは賢い選択です。ただし、効果的に利用するには、棚を追加設置するかどうかを判断することが重要です。
ここでは、棚が必要になる具体的なケースについて説明します。
ケース1：収納スペースが足りない
食器棚によっては、食器棚の上のデッドスペースにあまり収納できないことがあります。特に、家族が多いご家庭やお料理が趣味でたくさんの食器や調理器具を持っている方は、収納スペースが足りなくなるでしょう。
収納スペースが足りない場合は、棚を設置すると、収納スペースを増やすことができます。収納したい物のサイズや量に合わせて、棚のサイズや段数を調整できるものを選ぶと良いでしょう。
収納スペースが不足している時は、ゴミ箱収納付き食器棚を利用する方法もあります。詳しくは、以下の記事で確認できます。
ケース2：食器棚の上に物を置くと不安定になる
直接物を置くと滑ったり倒れたりする可能性がある場合、専用の棚を設置すると安全性が向上します。特に地震が多い地域では、棚が滑り止めや固定の役割を果たすため、安心して収納ができます。
市販の突っ張りタイプの棚を使えば、食器棚と天井の間にしっかり固定することができ安定感が増すでしょう。また、重心の低い収納バスケットを組み合わせることで、より安全に物を保管できます。
ケース3：ホコリから物を守りたい
食器棚の上はホコリがたまりやすい場所の一つです。扉付きの棚やフタ付きの収納ボックスを設置すると、中の物を清潔に保つことができます。
例えば、季節物のアイテムや贈答品を収納する場合、ホコリや汚れを防ぐために密閉できる棚やボックスを利用すると便利です。また、カーテンや布を使って簡易的に目隠しをする方法も、コストを抑えつつ清潔さを保つアイデアの一つです。
食器棚の上のデッドスペースを活用した収納アイデア
キッチンで限られた収納スペースをうまく活用することは、快適な暮らしを実現するために重要です。その中でも見落とされがちな「食器棚の上」は、ちょっとした工夫で便利な収納スペースに変身します。
ここでは、実用的でおしゃれな収納アイデアを3つご紹介します。
収納ラックを利用する
食器棚の上にピッタリ収まるラックを置くと、高さを活かしてスペースを最大限に利用可能です。例えば、スタッキングできるタイプや棚が複数段になっているものを選べば、小物から少し大きめのアイテムまで効率よく整理できます。
食器棚の上に置くアイテムが雑然としないよう、素材やデザインを統一するのがポイントです。
白や透明のラックを選べば、キッチン全体がスッキリ見えます。さらに、滑り止めシートを敷けば安全性もアップします。
突っ張り棒と棚板で収納スペースを作る
DIYが好きな方には、突っ張り棒と棚板を組み合わせたカスタム収納がおすすめです。スペースや収納する物に合わせて高さや幅を自由に調整できます。
突っ張り棒の間に棚板を渡し、その上に収納ボックスやカゴを並べることで、使いやすい空間が生まれます。
食器棚の上に設置すれば、軽いキッチン用品やストック食品などをまとめて収納可能です。突っ張り棒の固定がしっかりしていると、物が落ちる心配もないでしょう。
賃貸住宅でも壁や棚を傷つけずに使えるため、多くの家庭で活用されています。
カフェカーテンで目隠しする
収納スペースを作ったものの、見た目が気になる場合はカフェカーテンを使って目隠しをするのが便利です。突っ張り棒を利用してカーテンを吊るせば、手軽に目隠しができます。
シンプルな無地やナチュラルな柄を選ぶと、キッチンの雰囲気を損ねません。さらに、カフェカーテンを使うとホコリ対策にもなります。
特に食器棚の上に軽い物を置く場合、汚れやすいのでカーテンがあると安心です。取り付けが簡単でコストも抑えられるため、多くの方におすすめです。
100均で買える食器棚の代わりになるもの
食器棚を新しく買うのはコストがかかりますが、100均アイテムを使えば低価格で代用できる方法があります。シンプルな工夫でキッチンがより機能的に変わるアイデアをご紹介します。
収納ボックス
キッチンの整理には、100均で手に入るプラスチック製や紙製の収納ボックスが便利です。さまざまなサイズがあり、積み重ねることでスペースを最大限に活用できます。
例えば、大皿を収納するには大きめのボックスを使い、小皿やカップは仕切り付きの小型ボックスで分類できます。また、ボックスにラベルを貼れば、中身をすぐに把握できるため、探す手間が省けます。
100均ボックスは軽くて移動が簡単なので、模様替えや掃除のときも便利です。さらに、色やデザインが豊富なので、キッチンのインテリアに合わせて選ぶこともできます。
ワイヤーネット
ワイヤーネットは、壁や棚の空きスペースを活用したいときに便利です。フックや専用の棚板を組み合わせることで、縦方向の収納スペースを作り出せます。
例えば、コップや小皿を吊るすことで取り出しやすく、見た目もすっきりとした収納が可能になります。
また、ワイヤーネットを使えば、キッチン用品や調味料を一緒に収納することもできます。限られたスペースを無駄なく活用できるので、一人暮らしや狭いキッチンにもおすすめです。
ジョイントメタル
ジョイントメタルは、頑丈で耐荷重が高く、食器のような少し重いものも安心して収納できます。サイズを自由にカスタマイズできるので、キッチンの隙間や棚の高さに合わせて調整可能です。
さらに、シェルフの段を追加すれば、食器が増えたときでも簡単に対応できます。
組み立ても簡単なので、DIYが初めての方にも扱いやすいです。必要に応じて追加パーツを購入できるのも魅力の一つです。
すのこ
すのこは、木の温もりを感じられるナチュラルな収納アイテムです。食器を立てて収納したり、仕切り板として使うことで、見た目もおしゃれで機能的な収納が実現します。
また、組み合わせ次第でカスタマイズの幅が広がるため、収納スペースにピッタリのサイズを作ることができます。
例えば、すのこを2枚組み合わせて立体的なラックを作れば、小物や調味料を効率よく収納できます。シンプルなデザインなので、どんなインテリアにも馴染みやすいと言えます。
食器棚の上がごちゃごちゃにならないためのポイント
デッドスペースを利用して収納できたとしても、食器棚の上がごちゃごちゃでは見た目が悪くなります。ここでは、食器棚の上がごちゃごちゃにならないためのポイントを解説します。
収納するものを厳選する
食器棚の上に収納するアイテムを選ぶ際には、普段使わないものを中心に厳選すると、見た目もスッキリします。使用頻度の高いものを上に置くと、頻繁に取り出す際にごちゃごちゃしやすくなります。
また、季節ごとに必要なアイテムを入れ替える習慣をつけると、無駄なものが溜まりにくくなります。
例えば、夏は花火やバーベキューセット、冬は鍋用の大皿や小物など、季節感を活かした収納が便利です。この方法ならスペースが無駄にならず、取り出しやすい環境を維持できます。
また、収納するアイテムを「よく使う」「使わない」に分けると、自然と必要なものが見えてきます。選び抜いたものだけを上手に収めていくことで、無理なく整頓が続けられます。
収納方法を工夫する
収納方法を工夫することで、スペースを有効活用しながら整然とした見た目を保てます。
収納ボックスやカゴを使うと、小物が散らばるのを防げるだけでなく、見た目にも統一感が生まれます。透明なボックスを選ぶと、中身が一目で分かり、探す手間も省けます。
さらに、食器棚専用のラックを使えば、高さを活かして上下に分けた収納が可能になるでしょう。
例えば、下段に軽いものを、上段に季節物を置くと、整理整頓がしやすくなります。このように収納の工夫をすることで、見た目だけでなく機能性もアップします。
高さを揃えて収納する
食器棚の上に置くものの高さを揃えると、見た目がスッキリするだけでなく、安定感も得られます。高さがバラバラなものをそのまま置くと、ごちゃついて見えるだけでなく、取り出す際に崩れるリスクもあります。
箱やケースを使って高さを調節すれば、簡単に整った見た目が実現します。
さらに、ラベルを貼ることで、何がどこに入っているかが一目で分かります。使いやすさが向上し、片付けのハードルも下がります。視覚的な整理が整うと、心理的にも安心感を得られ、キッチンの作業効率が向上します。
まとめ
食器棚の上のデッドスペースを上手に活用することで、キッチンをより快適で機能的な空間に変えることができます。このスペースは、使用頻度が低い食器や季節限定のアイテム、ストック品、軽いものの収納に最適です。
収納ボックスやカゴを使えば取り出しやすさと統一感が生まれますし、ラベルを付けると整理整頓が簡単になります。
また、収納するものを厳選し、収納方法を工夫し、高さを揃えると、見た目もスッキリして安定感が増します。特に、透明なボックスや取っ手付きのカゴを活用すると、中身がひと目でわかり、便利さがアップします。
さらに、季節ごとのアイテムを入れ替えたり、突っ張り棒やカフェカーテンで目隠しをしたりするアイデアもおすすめです。
デッドスペースが効率的な収納場所となり、キッチンがより心地よい空間になるでしょう。
