階段滑り止めは、あると安心しますが「滑り止めが剥がれて転倒するのではないか」「滑り止めに効果はあるのか」と悩んでいないでしょうか。
滑り止めがない階段は、滑りやすく転倒する危険があり危ないです。
階段滑り止めを設置する主な理由は、以下の3つです。
設置されている理由
- 滑りにくくする
- 踏み外しを防ぐ
- 階段を摩擦や傷から保護する
この記事では、階段滑り止めがないと危ない理由について解説します。
滑り止めのメリットやデメリット、選び方についても、わかる内容になっています。
階段滑り止めはないと危ない?設置されている理由
滑り止めがない階段は、滑りやすく転倒事故のリスクが高くなります。
特に、以下のような状況では注意が必要です。
参考
- 雨の日や雪の日など、階段が濡れている時
- 靴下が濡れている時
- 靴底が滑りやすい素材の時
- 荷物をたくさん持っている時
- 急いでいる時
これらの状況では、足元が不安定になりやすく、ちょっとした段差でもつまずいて転んでしまう可能性があります。
そのため、階段滑り止めを設置する主な理由は、以下の3つです。
設置されている理由
- 滑りにくくする
- 踏み外しを防ぐ
- 階段を摩擦や傷から保護する
ここでは、危ないと言われる階段滑り止めが設置されている理由について解説します。
滑りにくくする
階段滑り止めの最大の役割は、滑りにくくすることです。
特に、雨の日や靴下が濡れているときなどは、階段が滑りやすくなります。
滑り止めを設置することで、足元の摩擦力を高め、滑りにくくすることで転倒事故を防ぐことが可能です。
具体例
- 雨の日や靴下が濡れているときでも、安心して階段を上り下りできる
- 小さな子供や高齢者など、足腰が弱い人も安全に階段を利用できる
- 荷物を持ちながら階段を上り下りする際も、滑りにくくて安心
転倒事故を防ぐためにも、リビング階段には滑り止めを検討しましょう。
リビング階段の効果については、以下の記事で確認できます。
-
リビング階段は後悔する?やめてよかった5つの理由と考えたこと
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踏み外しを防ぐ
階段滑り止めは、踏み外しを防ぐ効果もあります。
階段の段差が分かりにくい場合や、暗い場所では、足を踏み外してしまうかもしれません。
滑り止めを設置することで、段差を分かりやすくし、視覚的に踏み外しを防ぐ効果があります。
具体例
- 段差が分かりにくい階段でも、滑り止めによって段差を認識しやすくなる
- 暗い場所でも、滑り止めの色や質感によって足元を認識しやすくなる
- 視力が弱い人や、高齢者など、足元が見えにくい人も安心して階段を利用できる
階段を摩擦や傷から保護する
階段滑り止めは、階段を摩擦や傷から保護する効果もあります。
階段は、人が頻繁に上り下りするため、摩擦によって摩耗したり、傷がつきやすいです。
滑り止めを設置することで、摩擦や傷を軽減し、階段を長持ちさせることができます。
具体例
- 階段の摩耗や傷を防ぎ、長持ちさせることができる
- 階段の修繕費用を抑えることができる
- 美観を保ち、清潔な階段を維持できる
階段滑り止めを設置する3つのデメリット
階段滑り止めはないと危ないですが、デメリットがあります。
階段滑り止めのデメリット
- 見た目が悪くなる
- 滑り止めに汚れが溜まりやすい
- 素材によっては転倒のリスクが高まる
ここでは、階段滑り止めを設置する前に知っておきたいデメリットについて解説します。
見た目が悪くなる
滑り止めは、素材や色、形状によって階段全体の雰囲気を大きく変えてしまうことがあります。
透明な滑り止めテープや、蛍光色の滑り止めマットなどは、せっかくおしゃれな階段も台無しです。
また、白い壁に蛍光色の滑り止めマットを置くと、目立ちすぎて全体のバランスが崩れてしまうため注意が必要です。
滑り止めに汚れが溜まりやすい
滑り止めは、凹凸があったり、細かい繊維状になっているものが多く、汚れが溜まりやすいです。
屋外階段やペットがいる家庭では、掃除を怠るとすぐに汚れてしまいます。
たとえば、屋外階段に設置したゴム製の滑り止めは、雨や風で泥や砂が溜まりやすく、定期的に掃除しないと滑りやすくなってしまいます。
また、ペットがいるご家庭では、ペットの毛が滑り止めに絡みついて掃除が大変です。
素材によっては転倒のリスクが高まる
滑り止めは、素材によっては逆に滑りやすくなる恐れがあります。
高齢者や小さな子供は、滑り止めの突起に足を取られて転倒するかもしれません。
たとえば、濡れた金属製の滑り止めは、非常に滑りやすいです。
また、硬いプラスチック製の滑り止めは、転倒した際に頭を打つなど、ケガをするリスクが高くなります。
階段滑り止めを設置する3つのメリット
階段滑り止めは、素材によっては転倒リスクが高まり危ないですが、以下のメリットがあります。
階段滑り止めのメリット
- 転倒事故のリスクを減らす
- 足腰の負担が軽減される
- おしゃれな空間が演出できる
転倒事故のリスクを減らす
階段滑り止めを設置する一番のメリットは、滑って転倒するリスクを減らせることです。
雨の日や靴下でのぼりおりする時など、ちょっとした油断で足を滑らせてしまうことがあります。
子供やお年寄りは体力が弱く、転倒すると大怪我につながる可能性があります。
階段滑り止めを設置することで、足元のグリップ力が向上し、安心して階段が利用可能です。
足腰の負担が軽減される
滑り止めには、段差を緩やかにする効果もあります。
階段をのぼりおりする時に足に負担がかかりにくくなり、高齢者の方や足腰に不安がある方にとっては、疲れにくい階段です。
足腰への負担が軽減されることで、膝や腰の痛みを予防する効果も期待できます。
おしゃれな空間が演出できる
最近では、様々なデザインやカラーの階段滑り止めが販売されています。
木目調やタイル調など、階段の雰囲気に合った滑り止めを選ぶことで、インテリアの一部としておしゃれな空間演出を楽しめます。
階段滑り止めは何がいい?種類と特徴
階段滑り止めを購入しようとすると、種類が多くてどれを選べばいいのか迷ってしまいます。
ここでは、階段滑り止めの種類と特徴について解説します。
粘着テープタイプ:手軽に設置できる
粘着テープタイプは、裏面に粘着テープが付いているので、誰でも簡単に設置できるのが魅力です。
工具も不要で、掃除も簡単なので、賃貸住宅でも安心して使えます。
ただし、粘着力が弱くなる可能性があるので、定期的な交換が必要です。
また、段差が大きい階段や屋外階段には不向きです。
ポイント
- 手軽に設置できる
- 工具不要
- 掃除が簡単
- 賃貸住宅でも安心
注意点
- 粘着力が弱くなる可能性がある
- 段差が大きい階段や屋外階段には不向き
ゴム・樹脂タイプ:安全性と耐久性が高い
ゴムや樹脂製の滑り止めは、摩擦力が高く、安全性が高いのが特徴です。
また、耐久性にも優れているので、長期間の使用にも適しています。
ただし、粘着テープタイプに比べて設置が少し面倒です。
素材によっては、階段の色や素材によっては浮いて見えてしまうこともあります。
ポイント
- 安全性が高い
- 耐久性に優れている
- 長期間の使用に適している
注意点
- 設置が少し面倒
- 階段の色や素材によっては浮いて見えてしまう
踏み板タイプ:見た目が美しく安全性が高い
踏み板タイプは、階段全体を覆うように設置するタイプです。
見た目も美しく、安全性も高いのが特徴です。
ただし、他のタイプに比べて費用が高く、設置に時間がかかる場合もあります。
ポイント
- 見た目も美しい
- 安全性も高い
注意点
- 費用が高い
- 設置に時間がかかる
おしゃれな階段滑り止めの選び方
階段は、上り下りするだけの場所ではなく、空間全体の雰囲気を左右する重要なインテリアです。
安全性はもちろん、デザインにもこだわりたいです。
ここでは、おしゃれな階段滑り止めの選び方について、解説します。
素材で選ぶ
滑り止めには、さまざまな素材が使われています。
それぞれの特徴を知って、階段の雰囲気や好みに合わせて選びましょう。
木材
温かみのある自然素材で、どんなインテリアにも合わせやすく、ナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。
金属
スタイリッシュな印象を与え、モダンな空間にぴったりです。
高級感のある雰囲気を演出したい方におすすめです。
樹脂
カラーやデザインが豊富で、選択肢が広がります。
手入れが簡単で、清潔に保ちやすいです。
デザインで選ぶ
滑り止めは、単なる安全対策アイテムではなく、階段のアクセントにもなります。
シンプルなデザイン
どんなインテリアにも馴染みやすく、飽きが少ないです。
主張しすぎないデザインが好みの方におすすめです。
柄物
個性的な空間を演出したい方におすすめです。
幾何学模様や花柄など、さまざまなデザインから選べます。
キャラクターもの
遊び心のある空間を演出したい方、子供部屋やペットがいる家庭におすすめです。
機能性で選ぶ
滑り止めには、滑り止め効果以外にも、さまざまな機能性を持つものがあります。
防音
子供やペットがいる家庭におすすめです。
足音や衝撃音を軽減し、階下への音漏れを抑えることができます。
蓄光
暗い階段に設置する場合は、夜間でも階段が視認しやすくなる蓄光機能付きがおすすめです。
抗菌・防臭
カビや細菌の繁殖を抑制し、清潔な状態を保つことができるため、衛生的に使用したい方におすすめです。
設置場所で選ぶ
階段の形状や素材、設置場所によって、おすすめの滑り止めが異なります。
屋内階段
安全性とデザイン性を兼ね備えたものを選ぶとよいです。
木材や樹脂製など、さまざまな素材から選択できます。
屋外階段
雨や雪にも対応できる、耐久性の高いものを選ぶとよいです。
金属製や樹脂製など、滑りにくい素材がおすすめです。
カーブ階段
曲線に沿ってカットできる、柔軟性のある素材を選ぶとよいです。
予算で選ぶ
滑り止めの価格は、素材やデザイン、機能性によって異なります。
予算に合わせて、最適なものを選びましょう。
階段滑り止めは危ないに関するまとめ
階段滑り止めがないと雨の日や雪の日など、階段が濡れている時や荷物をたくさん持っている時は危ないです。
足元が不安定になりやすく、ちょっとした段差でもつまずいて転ぶ恐れがあります。
しかし、階段滑り止めを設置すると滑りにくくなり、踏み外しを防ぐ効果があります。
安全性はもちろん、デザインにもこだわりたい方は
選び方
- 素材
- 機能性
- 設置場所
で選ぶといいでしょう。
安全でおしゃれな階段を演出できます。