リビングのダウンライトはオシャレですが、暗く感じるなどの不安を感じていないでしょうか。
リビングをダウンライトにして失敗すると、オシャレとは反対に照明が暗く生活が不便に感じます。
リビングは家族が集まる場所、過ごしやすくオシャレな空間にしたいものです。
しかし、リビングのダウンライトは「電球が交換できない」「思ったよりも暗い」などの失敗があります。
この記事では、ダウンライトのよくある失敗例を解説します。ダウンライトのメリットやデメリット、失敗しないための対策も、わかる内容になっています。
リビングのダウンライトでよくある5つの失敗例
リビングのダウンライトよくある失敗例は、価格や明るさが主な理由です。
失敗例
- 自分で電球の交換ができない
- 電球の光が思っていたよりも暗い
- 設置する数が増えるため価格が高くなる
- 家具の配置を移動するとライトの位置がずれる
- 位置が悪くまぶしく感じることがある
自分で電球の交換ができない
ダウンライトは自分で交換できないタイプが多く、電球が切れた場合は業者に依頼して交換してもらう必要があります。
LEDのダウンライトの寿命は13年ほどと言われ、電球が切れる度に業者に依頼が必要なため1灯であれば切れたままになっている家庭も珍しくありません。
電球の光が思っていたよりも暗い
リビングライトはシーリングライトに比べて暗く、住んでみると思っていたよりも暗く感じます。
すべての家具は適切な場所にあるようで、本当にキレイに見えました。
しかし、ランプの角からかすかな光が差し込んでいるようで、リビングに座っていると違和感を覚えました。
設置する数が増えるため価格が高くなる
ダウンライトでリビングを明るくするために、ダウンライトの設置数を増やすと価格が高くなります。
ダウンライト1つ1つはそれほど高くありませんが、10個以上になると価格も数万円を超えます。
家具の配置を移動するとライトの位置がずれる
部屋の照明の位置は家具の配置によって異なり、たとえばソファを壁に押し付けると部屋のその側の光が少なくなります。
ダウンライトを設置する場所は、家具の配置をもとに考えられますが家具を移動するとライトの位置がずれます。
リビングのダウンライトやその他の光の配置は、部屋の明るさや感じ方に影響します。
位置が悪くまぶしく感じることがある
リビングのダウンライトの位置が悪く、眩しい感じがする場合があります。
ダウンライトを窓の近くに置くと、まぶしさを引き起こし光が多すぎるように感じる可能性があります。
一方、ダウンライトを窓から遠くに配置するとまぶしくはないですが、暗くなる可能性があります。
ダウンライトで失敗しないためにはダウンライトの位置を考慮することが大切です。
リビングをダウンライトにする3つのメリット
リビングをダウンライトにすると、どのようなメリットがあるでしょうか。
ここではリビングをダウンライトにするメリットをご紹介します。
照明が目立たず空間をスッキリさせられる
リビングは家族や来客が集まる空間から、家の中心へと進化してきました。
テレビルームやリラクゼーションスペースなど、リビングは本質的に用途が広いです。
ダウンライトの柔らかな輝きは、空間自体に個性を加えながら温かみのある雰囲気を作り出すことができます。
ホコリが溜まりにくく掃除が楽
リビングにダウンライトを設置すると、ホコリが溜まりにくく掃除が楽です。
これはダウンライトには小さな開口部があり、ぶら下がっているコードないからです。
ホコリは開口部の周りに溜まって落ちます。
ダウンライトは布や掃除機でホコリをふき取るだけなので、お手入れも簡単です。
地震に比較的強い
リビングのダウンライトは埋め込み型が多く、安定性が高まり落下しにくくなります。
そのため地震が起きてもダウンライトが落下する危険性が低いです。
リビングをダウンライトにする2つのデメリット
リビングをダウンライトにするデメリットは以下の3つです。
デメリット
- ライトの配置が難しくなる
- 電球の交換にお金がかかる
ライトの配置が難しくなる
ダウンライトはリビングの特定のエリアを照らすのに適していますが、その配置が難しいです。
部屋全体を均等に明るくするためには、複数のダウンライトが必要になり、それぞれの位置を慎重に考える必要があります。
不適切な配置は部屋の一部が暗くなる原因となります。
具体例として、テーブルやソファの上に直接照明が当たらない場合、その部分が暗く感じられ、活動や読書に適さなくなります。
電球の交換にお金がかかる
ダウンライトの電球交換は、通常の天井照明と比べて高額になることがあります。
特に高品質なダウンライトや特殊な形状のものを使用している場合、交換用の電球の価格が高くなる傾向があります。
また、交換作業自体が複雑で、専門の業者に依頼する必要が生じることもあり、その場合は追加の費用が発生します。
例えば、天井が高い場所に設置されているダウンライトの電球を交換する際には、専用の機材や技術が必要となり、その分費用がかさみます。
リビングをダウンライトにして失敗しないための対策
ここまでリビングをダウンライトにする失敗例とメリットを解説しました。
ではメリットを活かして、リビングのダウンライトを失敗しないためにはどうしたらいいでしょうか。
具体的には以下の対策があります。
失敗しないための対策
・家具の配置と設置する場所を検討する
・調光タイプのダウンライトを活用する
・必要に応じてシーリングライトと併用する
家具の配置と設置する場所を検討する
リビングのダウンライトで失敗しないためには、家具の配置と設置する場所を検討しましょう。
先ほどの失敗例で触れましたが、家具とダウンライトの位置は明るさが影響します。
テーブルやソファーのサイズだけでなく、配置も図面上でしっかり確認しましょう。
ここで大切なことは、どの家具を使用するかです。
引っ越しに伴い家具を買い直す予定の場合は、買い直した後の家具のサイズで細かくシミュレーションしましょう。
「だいたい同じくらいのサイズだから大丈夫」と過信すると失敗に繋がる可能性が高くなります。
調光タイプのダウンライトを活用する
調光タイプのダウンライトとは、光の調整ができるダウンライトです。
ダウンライトは場合によって暗いだけでなく、明るすぎることがあります。
明るくまぶしいと感じても調光タイプのダウンライトであれば、あなたにあった明るさに調節が可能です。
必要に応じてシーリングライトと併用する
ダウンライトとシーリングライトは併用しても良いです。
シーリングライトは一般の家庭でよく見かける照明器具、明るさやデザインなどが豊富で部屋全体を明るくしダウンライトにはないメリットがあります。
ダウンライトとシーリングライトを併用すると、読書や勉強の時は部屋全体を明るくするシーリングライト、映画を見る時はダウンライトと使い分けできます。
まとめ
リビングのダウンライトは明るさで失敗例があります。
暗すぎたり、逆に明るすぎてまぶしく感じることも珍しくありませんが、調光タイプのダウンライトにすることで対策ができます。
また家具の配置を移動するとダウンライトの位置がずれます。
引っ越しで家具を買い替える場合は、買い替える家具のサイズで図面上の細かい調整をすることが大切です。
ダウンライトは失敗することもありますが、リビングがすっきりします。
失敗例を参考に、素敵なリビングにしてはいかがでしょうか。