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人感センサーに電球カバーがあっても大丈夫?反応するケースと反応しないケースを解説

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人感センサーに電球カバーがあっても大丈夫?反応するケースと反応しないケースを解説

「人感センサーに電球カバーがあっても、ちゃんと反応するのだろうか」「人感センサーが無駄にならないだろうか」と、悩んでいないでしょうか。

人感センサーに電球カバーをつけると、正常に反応することはあまり期待できません。透明なガラス越しでも検知しない恐れがあるため、注意が必要です。

この記事では、人感センサーの電球カバーについて解説します。正常に反応しないケースや、人感センサーを設置するのに向いていない場所についても分かる内容になっています。

 

人感センサーに電球カバーがあっても大丈夫?

人感センサーは、人の動きを感知して自動で照明をオン・オフしてくれる便利なアイテムですが、電球カバーとの相性はあまり良くありません。電球カバーがあることで、センサーが人の動きを正確に捉えられず、点灯しないケース恐れがあります。

 

正常に反応するケースは少ない

電球カバー越しに人感センサーが正常に反応することは、あまり期待できません。

人感センサーは、人間の体温から出る赤外線などを感知して作動します。しかし、電球カバーがあると、この赤外線がカバーに遮られてしまい、センサーまで届きにくくなります。

例えるなら、分厚い毛布をかぶって誰かに気づいてもらおうとしている状況です。

 

透明なガラス越しでも検知しない

透明なガラスなら大丈夫と考えますが、透明なガラス越しでも、人感センサーの反応は鈍くなってしまうことが多いです。

ガラスは、可視光線を通しますが、赤外線の一部を吸収したり反射したりする性質があります。カバーがない状態に比べると、センサーが感知できる赤外線量が減るでしょう。

また、ガラスの厚さや表面に汚れや傷が付いている場合も、赤外線の透過率に影響します。カバーの素材だけでなく、その状態にも気を配ることが大切です。

参考:パナソニック㈱「センサ付照明器具】透明なガラス越しでも人を検知しますか。(反応する条件は。)

 

人感センサーに電球カバーがあっても大丈夫?正常に反応しないケース

人感センサーライトと電球カバーの組み合わせによっては、正常に反応しないケースがあります。ここでは、人感センサーがうまく反応しないケースと対策について詳しく解説していきます。

 

センサーが電球カバーに覆われている

電球カバーがセンサーを覆ってしまうと、赤外線がセンサーに届かず反応しません。おしゃれなデザインの電球カバーを付けてみたら、センサー部分が隠れてしまう恐れがあるため注意しましょう。

解決策としては、センサー部分が露出している電球カバーを選ぶか、カバーに小さな穴を開けてセンサーを露出させる方法が考えられます。

 

金属製のカバーを使用している

人感センサーの中には、電波を使って人の動きを感知するものがあります。しかし、金属は電波を遮断する性質があるため、金属製のカバーを使用すると、センサーが電波をうまく受信できず反応しにくくなります。

例えば、アンティーク調の金属製カバーなどです。解決策としては、樹脂製やガラス製など電波を通しやすい素材のカバーを選ぶようにしましょう。

 

センサーの感度が低い

センサーの感度が低いと、人の動きを感知しにくく、反応が鈍くなってしまうことがあります。特に、センサーと人が離れている場合や、動きが小さい場合は、反応しない可能性が高くなります。

例えば、センサーの感度が低い場合、廊下などセンサーから少し離れた場所を通ってもライトが点灯しないことも珍しくありません。解決策としては、センサーの感度を調整するか高感度の人感センサーに交換する方法があります。

 

人感センサーを設置するのに向いていない場所

人感センサーは便利ですが、設置場所を間違えるとストレスになる可能性があります。ここでは、人感センサーを設置するのに向いていない場所について解説します。

 

人の出入りが頻繁な場所

人がひっきりなしに通る場所は、人が通るたびに電気が点いたり消えたりして落ち着かないし、電気代の無駄遣いにも繋がります。例えば、リビングとダイニングの間の通路やキッチンなど、常に人が動き回っている場所は向いていないでしょう。

また、家族が多いご家庭や、お客様がよく来るお家でも、玄関に人感センサーを設置するのは避けた方が無難です。ひっきりなしに人が出入りするたびに電気が点滅すると、せっかくの温かいおもてなしムードが台無しになってしまいます。

頻繁に出入りする場所には、人感センサーではなく、通常の照明スイッチや、明るさセンサー付きの照明を使うのがおすすめです。

 

長時間滞在する場所

寝室や書斎、リビングなど、ゆっくりとくつろぎたい場所は人感センサーの設置が向いていません。せっかくリラックスしているのに、何度も中断されては、イライラしてしまいます。

特に、集中して作業したい時や映画鑑賞に没頭したい時などは、電気が消えてしまうと集中力が途切れてしまいます。

 

長時間滞在する場所には、明るさセンサー付きの照明や、調光機能付きの照明がおすすめです。自分の好みの明るさに調節できるので、快適に過ごすことができます。

トイレに長時間滞在する方は、人感センサーの設置に後悔する恐れがあるため注意しましょう。詳しくは、以下の記事で確認できます。

 

ペットがよくいる場所

犬や猫などのペットは、人間よりも動きが素早く予測不能な動きをします。そのため、ペットがセンサーの近くを通るたびに電気が点滅してしまい、ペットも人間も落ち着いて過ごせない可能性があります。

ペットがいるご家庭では、ペットが過ごす場所には人感センサーを設置せず通常の照明スイッチや、明るさセンサー付きの照明を使うようにしましょう。

 

人感センサーに電球カバーがあっても大丈夫に関するまとめ

人感センサーは便利ですが、電球カバーがあると赤外線が遮られ正常に作動しない可能性が高いです。透明なガラス越しでも、赤外線の透過率が下がり反応が鈍くなるでしょう。

また、人感センサーの設置場所も重要です。人の出入りが頻繁な場所や長時間滞在する場所、ペットがよくいる場所では人感センサーはストレスの原因になることがあります。

これらの場所には、通常の照明スイッチや明るさセンサー付きの照明、調光機能付きの照明がおすすめです。快適な生活空間を作るために、照明器具の選び方や設置場所には十分に注意しましょう。

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