セカンド冷凍庫の置き場所はどこがベスト？避けるべき位置と対策

「セカンド冷凍庫の置き場所はどこがいいのだろう」「置く場所がないときはどうしたらいいの」と、悩んでいないでしょうか。セカンド冷凍庫の置き場所におすすな場所は、以下があります。

直射日光が当たる場所や不安定な場所、冷蔵庫の上は故障の原因になったり事故に繋がったりする恐れがあるため避けましょう。

この記事では、セカンド冷凍庫の置き場所について解説します。置く場所がないときの対策や、置き場所を考えるポイントについても分かる内容になっています。

セカンド冷凍庫の置き場所におすすめな位置

セカンド冷凍庫は置く場所によって、メリットや使い勝手がことなります。セカンド冷凍庫の置き場所は、以下があります。

ここではセカンド冷凍庫の置き場所について解説します。

キッチン

セカンド冷凍庫をキッチンに置くのは、使い勝手がいいからです。料理中にサッと食材を取り出せるし、冷凍保存もスムーズ、キッチンでの作業効率が格段にアップします。

特に、作り置きやお弁当の準備など、頻繁に冷凍庫を使う人には、キッチンのすぐそばがベストポジションです。食材を取り出すのも、冷凍保存するのも、動線が短くて楽チンです。

例えば、夕食の準備中に、冷凍庫からサッと肉や野菜を取り出して解凍できます。お弁当作りも、前夜に詰めて冷凍しておけば、朝は冷凍庫から取り出すだけです。キッチンに冷凍庫があれば、こんな風に、毎日の料理がグッと楽になります。

パントリー

パントリーは、セカンド冷凍庫の設置場所として、「隠れた名プレイヤー」と言えるでしょう。 パントリーは食材や調理器具をまとめて収納できる場所であり、冷凍庫との相性が抜群です。

キッチンから少し離れた場所に設置することで、キッチンの作業スペースを広く保ちつつ、冷凍庫へのアクセスも確保できます。

例えば、パントリーに棚を設置し、その下にセカンド冷凍庫を置くことで、食材のストックを一括管理が可能です。また、パントリーの扉を閉めれば、冷凍庫の存在を隠せるため、キッチン周りの見た目をスッキリと保てます。パントリーは、キッチンほど温度変化が激しくないため、冷凍庫の安定稼働にも貢献します。

ただし、パントリーに置く場合、キッチンからの距離が遠いと、食材の出し入れが面倒に感じるかもしれません。そんな時は、キャスター付きの冷凍庫を選んだり、パントリー内に作業スペースを確保したりするなど、工夫してみましょう。パントリーにセカンド冷凍庫を置くことで、食材管理がもっと楽にます。

パントリーに冷凍庫を置いて後悔しないか気になる方は、以下の記事を参考にしてください。

リビング

「リビングにセカンド冷凍庫はどうなの？」と、一見意外に感じますが実はメリットがあります。アイスクリームや冷凍食品をサッと取り出せるし、家族みんなで使いやすいです。

リビングは、家族みんなが集まる場所なため、冷凍庫もリビングにあれば、誰でも気軽に使えるのが魅力です。特に、アイスクリームや冷凍食品など、おやつ系のストックにはピッタリです。急な来客時のおもてなしにも役立ちます。

例えば映画を見ながら、冷凍庫からアイスクリームを取り出して、家族みんなで楽しむこともできます。リビングに冷凍庫があれば、家族の団らんが盛り上がります。

リビングに冷蔵庫を置くと、狭く感じないか気になります。リビングの狭さが不安な方は以下の記事を参考にしてください。

玄関

ネットスーパーや食材宅配サービスをよく利用する方にとっては、玄関での受け取りと冷凍庫への収納がスムーズに行えるため、おすすめです。

例えば、玄関の収納スペースにセカンド冷凍庫を置くことで、冷凍食品の受け取りから保存までがスムーズになります。また、玄関に置くことで、キッチンまでの食材の持ち運びの手間も省けます。玄関は、比較的涼しい場所であるため、冷凍庫の効率的な稼働にも繋がります。

しかし、玄関に置く場合、スペースの問題が立ちはだかるかもしれません。そんな時は、スリムタイプの冷凍庫を選んだり、玄関のレイアウトを見直したりするなど、工夫してみましょう。

ガレージ

ガレージは、セカンド冷凍庫の設置場所として、広々とした空間を活かせるメリットがあります。また、キッチンから離れているため、冷凍庫の音が気になりにくいというメリットもあります。 特に、大型の冷凍庫を設置したい方や、DIYが得意な方にはおすすめです。

例えば、ガレージの壁際にセカンド冷凍庫を設置することで、スペースを有効活用できます。また、ガレージに棚や作業台を設置すれば、食材の整理や下ごしらえもスムーズに行えます。

しかし、ガレージに置く場合、夏場の高温や冬場の低温が冷凍庫の稼働に影響を与える可能性があります。そんな時は、断熱材を設置したり、温度変化に強い冷凍庫を選んだりするなど、工夫してみましょう。

セカンド冷凍庫を置かない方がいい場所

セカンド冷凍庫は生活スタイルなどにあわせて置く場所を決めるのがいいですが、以下は避けた方がいいです。

特に、冷蔵庫の上に置くことを考えている人は注意しましょう。

直射日光が当たる場所

直射日光が当たると、冷凍庫の中の温度が上昇しやすくなります。冷蔵庫は常に低い温度を保つため負荷がかかり、電気代が余計にかかったり、最悪の場合は故障の原因にもなりかねません。

例えば、南向きの窓際やベランダにセカンド冷凍庫を置くのはやめましょう。せっかくの冷凍食品が溶けてしまったら、悲しすぎます。

冷凍庫を置くときは、直射日光が当たらない場所を選びましょう。カーテンやブラインドで日差しを遮るのも効果的です。

不安定な場所

冷凍庫は重く、もし地震が起きたり、子供がぶつかったりしたら、倒れて大惨事になる可能性があります。特に、小さなお子様がいるご家庭では、安全面を第一に考えることが大切です。

例えば、傾斜のある場所や、ガタガタするテーブルの上に置くのはやめましょう。また、カーペットの上も、冷凍庫の重さで沈み込んでしまう可能性があるので、避けた方が無難です。

冷凍庫は、平らで安定した場所に置くようにし、床が不安定な場合は耐震マットなどを活用するのもおすすめです。

冷蔵庫マットについては、以下の記事で詳しく確認できます。

換気が悪い場所

冷凍庫は、中の温度を一定に保つために、熱を外部に放出しています。その熱がこもってしまうと、冷凍庫がうまく機能しなくなって、中の食品が傷みやすくなってしまうんです。

また、湿気が多い場所もNGです。冷凍庫の周りにカビが生えてしまったり、故障の原因になる可能性があります。

具体例としては、押し入れの中とか、物置の奥の方とかは、換気が悪くなりがちなので、注意が必要です。また、結露しやすい場所も避けた方が良いでしょう。

冷凍庫を置く場所は、風通しが良く、乾燥した場所を選ぶと良いです。

扉の開閉が困難な場所

冷凍庫の扉は、スムーズに開閉できる場所に置きましょう。扉の開閉が困難な場所に置くと、中の冷気が逃げてしまい、冷凍庫の効率が低下します。

扉を開けている時間が長ければ長いほど、多くの冷気が逃げてしまい、冷凍庫はそれを補うために余計に電力を消費します。また、扉の開閉がスムーズにできないと、イライラするだけでなく、扉を無理に開けようとして冷凍庫を傷つけてしまうかもしれません。

例えば、壁と壁の間に冷凍庫をぎゅうぎゅうに押し込んだとしましょう。扉を開けるたびに壁にぶつかり、スムーズに開閉できません。中の冷気はどんどん逃げていき、冷凍庫はそれを補うためにフル稼働し電気代も上がり、冷凍庫の寿命も縮めてしまいます。

セカンド冷凍庫の電気代については、以下の記事で確認できます。

冷蔵庫の上

冷蔵庫の上はスペースの有効活用になるように思えますが、冷蔵庫の上は、セカンド冷凍庫を置く場所としては、あまり適していません。

冷蔵庫は、熱を放出しているので、その上に冷凍庫を置くと、冷凍庫が熱の影響を受けて、中の食品が傷みやすくなってしまう可能性があるんです。また、冷蔵庫の上に冷凍庫を置くのは、バランスが悪く、地震が来た時に倒れてしまう危険性もあります。

どうしても冷蔵庫の上に置くしかない場合は、冷蔵庫と冷凍庫の間に、断熱シートを挟むなど、工夫が必要です。

冷凍庫を置く場所は、冷蔵庫の上ではなく、床に直接置くのがおすすめです。もし、スペースに余裕がない場合は、スリムタイプの冷凍庫を選んだり、別の場所を検討したりするのも良いでしょう。

セカンド冷凍庫の置き場所がないときの対策

「もう、キッチンは冷凍食品でパンパン！セカンド冷凍庫が欲しいけど、置く場所なんてないよ…」と諦めていないでしょうか。しかし、諦めるのはまだ早いです。ここでは、セカンド冷凍庫の置き場所がないときの対策を解説します。

スリムな冷凍庫を選ぶ

スリムな冷凍庫は、その名の通り、幅や奥行きがコンパクトに設計されています。キッチンのちょっとしたスペースや、家具の隙間などに置くことができます。

例えば、冷蔵庫と壁の間にほんの少しの隙間がある場合でも、スリムな冷凍庫なら置くことができるかもしれません。パズルを解くように、冷凍庫をピタッと収めることができたら、思わずガッツポーズしたくなりますよね。

スリムな冷凍庫は、限られたスペースを有効活用できるだけでなく、必要なものをサッと取り出せるというメリットもあります。大きな冷凍庫だと、奥にしまったものを取り出すのに苦労することがありますが、スリムな冷凍庫なら、そんな心配もありません。

家具の配置を見直す

セカンド冷凍庫の置き場所がない時、家具の配置を見直してみるのも一つの手です。家具の配置を見直すことで、今まで気づかなかったデッドスペースを発見できる可能性があります。

例えば、ソファを少し壁から離したり、ダイニングテーブルの位置を変えたりすることで、冷凍庫が置けるスペースが生まれるかもしれません。

また、家具の高さを変えることも有効です。例えば、背の高い棚を低い棚に変えることで、上に冷凍庫を置くスペースができるかもしれません。

お部屋の模様替えをするついでに、冷凍庫の置き場所も確保できたら、一石二鳥ですよね。セカンド冷凍庫の置き場所がないときは、家具の配置を見直して、セカンド冷凍庫を置くスペースを見つけてみてください。

屋外に設置する

家の中には冷凍庫を置くスペースがない時は、屋外に設置するという選択肢もあります。屋外に設置する場合は、防水・防塵機能が備わった冷凍庫を選びましょう。雨や風にさらされても、冷凍庫の中身を守ってくれます。

また、直射日光が当たらない場所に設置することも大切です。直射日光は、冷凍庫の温度を上昇させてしまう可能性があります。

屋外に冷凍庫を設置することで、家の中のスペースを圧迫することなく、冷凍食品の保存が可能です。屋外に冷凍庫を設置する際は、設置場所や冷凍庫の選び方に注意が必要ですが、工夫次第で快適に利用できます。

セカンド冷凍庫の場所を考えるポイント

セカンド冷凍庫の置き場所に悩む方は、以下のポイントを意識して考えてみましょう。

使用頻度と動線

セカンド冷凍庫は、置く場所によって使い勝手が変わってきます。まず一番大事なのは、使う頻度と動線です。

毎日使うものなら、キッチンからサッと取り出せるキッチンの作業台の横とか、パントリーの中です。反対に、たまにしか使わないものなら、リビングや玄関など少し離れた場所も候補になります。

冷凍庫の開け閉めは意外と面倒なため、使用頻度が高いのに、わざわざ遠くまで取りに行くのはストレスになります。反対に、たまにしか使わないのに、キッチンの貴重なスペースを占領してしまうのはもったいないです。

使う時に便利かどうかを基準に考えるといいでしょう。

床の強度

冷凍庫は、中身を入れると結構な重量になるため、床の強度もチェックしておく必要があります。特に、古い家とか、2階以上に置く場合は要注意です。床が弱いと、冷凍庫が沈み込んでしまったり、最悪の場合は床が抜ける可能性があります。

心配な場合は、床を補強したり、重量分散できる板を敷いたりするのも一つの手です。

コンセントの位置

冷凍庫は、コンセントがないと動かないので、コンセントの位置も重要です。延長コードを使うのは、火事の原因になることもあるので、できるだけ避けたいところ。だから、コンセントの近くに置くのが一番安全です。

もし、近くにコンセントがない場合は、電気工事をしてコンセントを増設するのも一つの方法です。ちょっと費用はかかりますが、安全に使用できます。

スペースの確保

冷凍庫の周りには、十分なスペースを確保しましょう。冷凍庫は、背面や側面から放熱します。壁にピッタリくっつけてしまうと、放熱がうまくいかず、故障の原因になることがあります

また、扉の開閉にもスペースが必要です。スムーズに開け閉めできるだけのスペースを確保しましょう。

まとめ

セカンド冷凍庫の置き場所としておすすめなのは、キッチン、パントリー、リビング、玄関、ガレージなどがあります。キッチンは料理中に食材をサッと取り出せるので便利です。パントリーは食材を一括管理でき、キッチン周りもスッキリします。

置き場所を選ぶ際には、使用頻度や動線、床の強度、コンセントの位置、スペースの確保などを考慮しましょう。使用頻度が高い場合はキッチンやパントリーなど、アクセスしやすい場所がおすすめです。

また、冷凍庫の周りには十分なスペースを確保し、セカンド冷凍庫を活用しましょう。