ウォークインクローゼットで後悔しないためのポイントは「入口の位置をどこにするか」 と「導線の広さ」です。
この2つがポイントになる理由は、収納スペースと使いやすさに影響するからです。
同じ広さでも収納スペースが広く、使いやすいウォークインクローゼットにしたくないですか?
またウォークインクローゼットは、3〜5畳ほどの広さがちょうどいいです。
我が家のウォークインクローゼットは3畳ほどですが、広さは十分です。
今回の記事では、これからウォークインクローゼットを作ろうとしている方が、私のように後悔しないよう、ウォークインクローゼットの活用しやすい間取りについてご紹介します。
この記事を読めば、どんな間取りが活用しやすいか、自分達の家にどんな間取りが合うか?がわかります。
図を用いてわかりやすく説明するので、是非参考にしてください。
ウォークインクローゼットで後悔した間取り
ウォークインクローゼットの間取りは主に横長と縦長に区分されますが、横長にしました。
ウォークインクローゼットで後悔した間取りはこちらです。
3畳横長のウォークインクローゼット
3畳ほどの少し横長のウォークインクローゼットの間取りです。
一見後悔しない間取りに感じますが、L字型に収納スペースを作ったのですが意外と収納できるスペースが少ないです。
予想していなかったデッドスペース
次の図をみてください。
赤の部分が人が通る導線。つまりデッドスペースということになります。
このデッドスペースが広いと間取りの無駄遣いになってしまいます。
我が家は縦の長さも少し長めに取っていた為、よりデッドスペースが広くなってしまいました。
ウォークインクローゼットの広さと動線の幅
ウォークインクローゼットは間取りが大切ですが、後悔しないためには広さや導線の幅も大事です。
ここではウォークインクローゼットの広さと導線の幅についてご紹介します。
広さは3で十分
ウォークインクローゼットの広さは、大体3~5畳くらいが望ましいと言われています。
我が家のクローゼットは3畳ですが、広さは十分です。
むしろこれより畳数が少ないと狭いと感じます。
導線の幅は75cmあればゆっくり
導線の幅は60〜80cmくらいが望ましいと言われています。
実はウォークインクローゼットは広さよりも導線の幅が重要です。
デッドスペースを気にして導線の幅を狭くしてしまうと、かえって使いづらいクローゼットになりかねません。
想像してみてください。
ウォークインクローゼットに後悔した女性
・クローゼットの中を歩く度肩にハンガーがちょこちょこあたる
・衣装ケースを取り出す時にハンガーパイプの中を埋もれながら取らなきゃいけない
・ハンガーを取り出す時に後ろの収納に当たる
このような地味なストレス、なくせるなら最初からない方がいいですよね。
一般的には60cmあれば人がストレスなく通れる幅と言われています。
私の体感で言うと、少し余裕を持とうと思うなら75cmくらいが望ましいです。
逆に余裕を持ちすぎてしまうと今度はデッドスペースが増えてスペースの無駄遣いになってしまいます。
間取りを無駄にしたくない!という方は60cm~80cmで検討してみてはいかがでしょうか。
この導線の幅をどれくらいにするか、入り口をどこにするか、が分かれば、ウォークインクローゼットの間取りも大方決まってきます。
ウォークインクローゼットは扉なしでもいい
ウォークインクローゼットの扉ありと扉なし、どっちがいいか迷います。
最終的に、扉なしのメリットとデメリットを考えにした扉なしにしました。
扉なしのメリット
扉なしのメリットは以下です。
扉なしのメリット
・扉を開け閉めしなくてもいい
・湿気や匂いがこもらない
・デッドスペースがなくなる
・空間が広くなる
・服の出し入れが楽
また扉がないことで、予算を抑えることができます。
扉なしのデメリット
扉なしのデメリットは以下です。
扉なしのデメリット
・冷暖房が効きにくくなる
・服にホコリがつく
・見た目が悪くなる
ウォークインクローゼットが寝室にある場合、ベッドからウォークインクローゼットの中が見える可能性があります。
整理されていると問題ないですが、上手く収納できていない時は扉がある方がスッキリします。
扉なしはロールスクリーンが解決してくれる
ウォークインクローゼットの中を見えないようにしたい、服にホコリがつくのを防ぎたい場合はロールスクリーンを設置することで解決できます。
来客時はロールスクリーンをさっと下ろすと、ウォークインクローゼットの中が見えません。
また日の当たる時間帯のみロールスクリーンを下ろし、日焼け防止をすることもできます。
ウォークインクローゼットはいらなかったと後悔しないための3つのポイント
ウォークインクローゼットは収納の自由度が高く、整理しやすいメリットがあります。
ウォークインクローゼットはいらなかったと後悔しないために、3つのポイントを意識しましょう。
間口の広さを工夫する
①間口の広い側に入口
②間口の狭い側に入口
比べてみてどう感じますか?②の間口の狭い入口の方が収納スペースが多いです。
しかし部屋の間取りの関係で①のようなむきに入口を配置しないといけないこともあります。
そんな場合は入口の位置を考えましょう。
入口の位置を工夫する
先ほどは入口が真ん中でしたが、入口を端に寄せると収納スペースを広くすることができます。
他の部屋の間取りを意識して、ウォークインクローゼットの入口を考えてみましょう。
間取りを工夫する
ウォークインクローゼットは無理に1つと決めなくても良いです。
上記のように2つに区分する方法もあり、畳数が大きかったり、奥行きがあったりする間取りの場合が有効です。
まとめ
ウォークインクローゼットはいらなかったと後悔しないためには3つポイントがあります。
ポイント
・間口の広さを工夫する
・入口の位置を工夫する
・間取りを工夫する
また導線の幅を60〜80cmにするとウォークインクローゼットの中でも動きやすいです。
ウォークインクローゼットは収納の自由度が高く、整理しやすいです。
あなたの生活スタイルにあったウォークインクローゼットにしてはいかがでしょう。