「セカンド冷凍庫の電気代の目安はどのくらいだろう」「電気代が高くないセカンド冷凍庫の選び方が知りたい」と、悩んでいないでしょうか。セカンド冷凍庫の電気代は容量によって異なりますが、冷凍食品をたくさんストックしたい方に人気な60Lのサイズでは、年間約3,000円~4,000円程度が目安です。
小型にすると電気代は安くなりますが、古い冷凍庫は電気代が高くなる可能性があるため注意しましょう。
この記事ではセカンド冷凍庫の電気代の目安を、容量毎に解説します。選び方や節約方法についても、分かる内容になっています。
セカンド冷凍庫の電気代の目安
セカンド冷凍庫は便利ですが、電気代が気になります。ここでは、セカンド冷凍庫の電気代について、容量別に解説します。
容量31Lの目安
容量31Lのセカンド冷凍庫の電気代は、年間約2,000円~3,000円程度が目安です。31Lという容量は、一人暮らしの方や、ちょっと冷凍食品を買いだめしたいという方に人気のサイズです。
消費電力が比較的少ないため、電気代も年間3,000円程度と、家計に優しいのが嬉しいポイントです。
容量60Lの目安
容量60Lのセカンド冷凍庫の電気代は、年間約3,000円~4,000円程度が目安です。60Lは、二人暮らしの家庭や、冷凍食品をたくさんストックしたいという方に人気のサイズです。
31Lよりも容量が大きい分、消費電力も少し高くなります。
容量100Lの目安
容量100Lのセカンド冷凍庫の電気代は、年間約5,000円~8,000円程度が目安です。100Lは、大家族や、まとめ買いをすることが多い家庭に人気のサイズです。
容量が大きくなるにつれて、消費電力も高くなりますが、許容範囲内の電気代と言えるでしょう。
容量175Lの目安
容量175Lのセカンド冷凍庫の電気代は、年間約10,000円~15,000円程度です。大家族やお店などで活躍しますが、電気代もそれなりに高くなりますが、その分、たくさんの食材を冷凍保存できるというメリットがあります。
175Lのセカンド冷凍庫は、大容量の冷凍保存が必要な方に、心強い味方となってくれるでしょう。
セカンド冷凍庫は電気代だけでなく、後悔についても気になります。以下で詳しく確認できます。
セカンド冷凍庫の電気代を節約する方法
「電気代が高くて、セカンド冷凍庫を持つのはちょっと…」なんて諦めるのはまだ早いです。ちょっとした工夫で、セカンド冷凍庫の電気代をグッと節約できます。
ここでは、電気代を節約する方法を3つご紹介します。
開閉回数を減らす
冷凍庫の扉を開けるたびに中の冷気が逃げてしまい、冷凍庫は温度を戻そうと一生懸命に働き、その分電気を消費します。例えば、冷凍庫の中身が整理整頓されていないと、目的のものを探すのに時間がかかり、何度も扉を開け閉めしてしまいます。
閉会回数を減らすには、冷凍庫の中身を整理整頓し、どこに何があるか把握しておくことが大切です。100円ショップなどで売っている収納ボックスを活用するのもおすすめです。
また、冷凍庫に入れる前に食材を冷ましておくことも効果的です。温かい食材を入れると、冷凍庫内の温度が上がり、電気を余計に消費してしまいます。
冷凍庫の開閉回数を減らすことは、電気代の節約だけでなく、食材の品質を保つことにもつながります。
省エネ性能の高い冷凍庫を選ぶ
省エネ性能の高い冷凍庫は、少ない電力で効率的に冷やすことができます。冷凍庫の省エネ性能は、「年間消費電力量」という数値で確認可能です。
この数値が小さいほど、電気代が安くなる傾向です。また、「省エネラベル」も参考にしましょう。星の数が多いほど、省エネ性能が高いことを示しています。
もちろん、省エネ性能の高い冷凍庫は、初期費用が高くなる場合もあります。しかし、長い目で見れば、電気代の節約効果で元が取れる可能性もあります。
設定温度を見直す
冷凍庫の設定温度は、-18℃が適切と言われています。設定温度を-18℃よりも低くすると、冷凍庫はより多くの電力を消費してしまいます。
しかし、-18℃よりも高いと、食材の品質が劣化してしまう可能性があるため注意しましょう。
設定温度を適切に保つことは、電気代の節約だけでなく、食材を美味しく安全に保存するためにも重要です。
セカンド冷凍庫を小型にすると電気代安い?
セカンド冷凍庫を小型にすることで、電気代を抑えられる可能性があります。ここでは、小型のセカンド冷凍庫の電気代について解説します。
庫内容積が小さく電気代は安くなる
冷凍庫は庫内の温度を一定に保つために電気を消費します。庫内容積が大きければ、それだけ冷やす空間が広がるため、より多くの電気が必要です。
例えば、100Lの冷凍庫と200Lの冷凍庫を比べると、同じ性能であれば200Lの方が多くの電気を消費します。冷凍庫の性能や使い方によっても電気代は変わってきますが、基本的には庫内容積が小さい方が電気代は安くなる傾向です。
古い冷凍庫は注意
古い冷凍庫はは断熱性能が低く冷気が外に漏れやすいため、新しい冷凍庫に比べて消費電力が大きい傾向があります。また、コンプレッサーの性能も低下していることが多く、効率が悪くなっています。
セカンド冷凍庫として古い冷凍庫を使う場合は、電気代が高くなる可能性があることを覚えておきましょう。
電気代が安いセカンド冷凍庫の選び方
電気代が安いセカンド冷凍庫の選び方は、以下の3つが挙げられます。
- 容量で選ぶ
- 冷却方式で選ぶ
- 省エネ性能で選ぶ
容量で選ぶ
セカンド冷凍庫を選ぶとき、まず最初に考えたいのが「どのくらいの容量が必要か」です。大きすぎる冷凍庫を選んでしまうと、電気代が高くなってしまうし、小さすぎると食材が入りきらない恐れがあります。
家族の人数や冷凍したい食材の種類によって、必要な容量は変わってきます。一人暮らしの方なら、70~100L程度のコンパクトな冷凍庫がおすすめです。これくらいのサイズなら、場所も取らず、電気代も抑えられます。
一方、ファミリー層なら、150~200L程度の冷凍庫が便利でしょう。まとめ買いした食材や、作り置きのおかずなどをたっぷり収納できます。
冷凍庫は、中身がパンパンの状態よりも、7割程度満たされている状態の方が、効率よく冷やせると言われています。少し余裕を持った容量を選ぶのがポイントです。
冷却方式で選ぶ
冷凍庫には、主に「直冷式」と「ファン式」の2種類の冷却方式があり、それぞれの特徴を理解して、自分に合った冷却方式を選ぶことが大切です。
直冷式は、構造がシンプルで価格が安いのが魅力です。しかし、冷凍庫内の温度にムラができやすく、霜が付きやすいというデメリットもあります。こまめな霜取りが必要になるので、少し手間がかかるかもしれません。
一方、ファン式は、庫内の温度を均一に保ち、霜も付きにくいのが特徴です。食材をより良い状態で保存できるのが嬉しいポイントですが、直冷式に比べて価格が高めなのがネックです。
どちらの冷却方式を選ぶかは、あなたのライフスタイルや予算に合わせて決めましょう。価格重視なら直冷式、使い勝手重視ならファン式がおすすめです。
省エネ性能で選ぶ
省エネ性能が高い冷凍庫を選べば、長い目で見るとお得になります。
冷凍庫の省エネ性能は、「年間消費電力量」という数値で確認できます。この数値が小さいほど、電気代が安く済むということになります。製品のカタログやウェブサイトなどで、年間消費電力量をチェックしてみましょう。
また、省エネラベルが付いている冷凍庫もおすすめです。省エネラベルには、星の数で省エネ性能が表示されています。星の数が多いほど、省エネ性能が高い印です。
セカンド冷凍庫の電気代に関するまとめ
セカンド冷凍庫の電気代は容量によって異なり、31Lで年間約2,000円~3,000円、60Lで年間約3,000円~4,000円、100Lで年間約5,000円~8,000円が目安です。
電気代が安いセカンド冷凍庫を選び方は以下です。
ポイント
- 容量:必要最小限の容量を選ぶ
- 冷却方式:価格重視なら直冷式、使い勝手重視ならファン式
- 省エネ性能:年間消費電力量や省エネラベルをチェック
また、開閉回数を減らしたり、設定温度を見直すことでも電気代を節約できます。
セカンド冷凍庫の電気代が気になる方は、試してみてください。